水属性の恒常(リミテッドや季節限定でない)SSRキャラの中で、使いどころのあるキャラや独特の強みを見持ったキャラを何人か紹介します。
リリィ
回復タイプで種族は不明。得意武器は杖。
1人で様々な役割を高水準でこなせる
火力バフ面
奥義では追加効果に『味方全体の水属性攻撃25%UP(4ターン)』を持ち、全員の火力を補強。
防御面
1アビは
- 2ターン効果が継続する全体火属性70%カット
- 全員に玉水の刻印を付与(刻印は最大5まで累積)
- 自分に春風
効果。
サポアビ「シャインクリスタル」の効果で刻印の数によって火属性ダメージを軽減。
味方全体の防御UP効果もあるのでよりダメージを減らすことができます。
『春風』とは、「敵が特殊技を使用したときに3アビが自動発動する」効果で消去不可。
3回まで自動発動します。
リミサポでは味方全体の火ダメージ軽減を持ち、総合的に見るとリリィがいるだけで味方全体の火ダメージを大きく軽減できます。
回復面
春風効果により敵の特殊技の後に自動発動するのがこの3アビ「ホワイトヒール」。
味方全員のHP回復&弱体効果を1つ回復。
回復性能UPLBを振れば2000を超える回復量を確保できます。
春風効果で自動発動するのは、特殊技で受けたダメージを瞬時に回復できるだけでなく、厄介な弱体効果も回復してくれるので安定感や快適度に非常に優れています。
デバフ面
2アビは全体ダメージに加えて
- 氷結
- 累積攻防ダウン(1回につき10%ダウン)
効果で、フロントの種族数が3だと2回連続で発動します。
2回発動では累積攻防ダウンも2回効果があるので、いきなり攻防20%ダウンを付与することができ強力。
ただし、基礎成功率が100%に少しだけ届いていないのが玉に瑕。
ソロでのデバフ役として起用する場合にはぜひとも指輪LBで弱体成功率UPを付けておきたいところです。
自身の火力も高い
サポアビ「氷晶宮の特使」により、フロントの種族の数が多いほどリリィ自身の攻撃力が別枠で上昇。
例えば↑画像のように種族数が最大の3(不明、星晶獣、エルーン)のパーティでは、
一般的なキャラよりも火力が高めな主人公(左)よりも、リリィ(右)の方がさらに大きなダメージを出すことができます。
氷結状態の敵に対して奥義ダメージと上限がUPすることも合わせると、リリィはアタッカーとしての性能も高いです。
杖パの筆頭スタメン候補
オメガ武器に関係なくリリィはスタメンで活躍しますが、オメガ杖パーティでもスタメンの最有力候補です。
水マグナの杖パについては↓記事で詳しく紹介しています。
総評
以上紹介したように、
- 全体火力バフ
- 累積攻防デバフ
- 高倍率ダメージカット
- 防御UP
- HP回復
- 弱体回復
の様々な役割をリリィ1人でこなせる上に、自身は高火力。
ほとんど隙がないので古戦場はもちろん非常に多くの場面で活躍を見込めますので、もし仲間にしていればぜひ育成しておきましょう。
個人的には水恒常キャラの中では最高評価です。
イングヴェイ
防御タイプのヒューマン。得意武器は格闘と銃。
タフガイ状態が非常に強力
イングヴェイは奥義を使用すると『タフガイ』という状態に移行し、様々な強化効果を得ます。
サポアビが『タフガイ』状態の説明となっており、
- 攻撃&防御大幅UP
- 敵対心UP(効果量はかなり高め)
- 奥義ダメージ上限UP
- 弱体無効
以上の効果があります。
タフガイ中に毎ターン消費する奥義ゲージがなくなる、もしくは奥義を使用するとタフガイは解除されます。
タフガイ状態を維持した方がイングヴェイの強みを発揮しやすいので、基本タフガイ中には奥義は使用しない方が良いと思います。
なお、消費奥義ゲージの量は毎ターン増加するため、奥義を使わずともだいたい7ターンでタフガイは解除されるのが普通です。
↑主人公(左)の通常攻撃ダメージが約23万にたいして、タフガイ中のイングヴェイ(右)は約35万と1.5倍もの火力が出ていることからわかるように、攻撃UPの効果量は非常に高いです。
↑防御UPも破格で、コロマグHLの右腕の「次元断」は普通1万以上のダメージを受けますが、タフガイ中のイングヴェイであればダメージカット一切なしでも3000以下に抑えます。
↑敵対心大幅UPにより多段攻撃をほとんど吸うので、通常攻撃を含めた単体ターゲット攻撃に対しては無類の固さを誇り、パーティ全体の耐久力を高めることに繋がります。
サポアビでHPが少ないほど防御が大きくUPするので被弾するほどダメージが減り、まさに要塞と化します。
1アビで1ターン目から奥義可能
1アビ「オール・カミング」は味方のゲージを吸収して自分の奥義ゲージに変換&高揚効果。
開幕に使えば奥義ゲージを100%にできるため、1ターン目から奥義を使用して2ターン目にタフガイ状態へ移行することが可能となっています。
タフガイはほとんど維持可能
先述のようにタフガイは基本7ターン前後で一旦解除されることが多いですが、ゲージ吸収の1アビのCTも7なため、【タフガイ解除⇒1アビ使用奥義⇒タフガイ移行】とすればほとんどのターンをタフガイで戦えます。
タフガイが解除されたときに他キャラのゲージ状況を見てあえて1アビを使わないのも場合によっては有効です。
2,3アビで火力を出せる
2アビは「ターン経過なしで自分が通常攻撃を実行」効果。
3アビ「ノー・マーシー」は3ターン
- クリティカル確率UP
- 追撃30%
- (タフガイ中)フルメタル・ビィム
フルメタル・ビィムとは通常攻撃に追加ダメージが発生する状態で、
約65万ダメージが出ます。
必殺の4アビ
4アビ「オデッセイ」は
- 即座に奥義発動可能
- 奥義性能大幅UP
という効果で、タフガイ中かつ戦闘開始から10ターン経過しないと使用できません。
最終十天の4アビに似ていますが、条件が少し厳しいだけに性能は凄まじく、
エウロペ琴2本編成では700万以上のダメージが出ます。
運用の動画
実際の動きの確認にどうぞ。
【グラブル】イングヴェイ紹介 Yngwie Showcase【Granblue Fantasy】
総評
とにかくタフガイ中の攻撃性能と防御性能には目を見張ります。
ダメージが上限に達しにくい初~中級者の段階では非常に頼りになる存在。
単体攻撃が強力な敵に対しては壁役としても高い性能を発揮します。
アルタイル
バランスタイプのヒューマン。得意武器は杖。
味方全体の火力を多方から補助
奥義の追加効果として3ターン「水属性キャラのクリティカル確率UP」を持ちます。
- 発生確率70%
- ダメージUP倍率1.2倍
といういわゆる『高確率低倍率』の優秀なクリティカルバフです。(低確率高倍率はダメージが無駄になりやすい)
1アビ「戦術策:方円」は3ターン味方全体の
- 攻撃(両面)30%UP
- 防御30%UP
- 水属性攻撃30%UP
効果。
CT7にたいして効果が3ターンと少し短いのは気になりますが、効果は強力。
(左:バフなし/右:アルタイル1アビ使用時のダメージ)
3アビ「戦術策:偃月」は味方全体の奥義ゲージ30%UP効果。
シンプルな効果ですが、奥義の回転率を高められるので実質的には火力UPとして働きます。
また、水属性は必殺属性で奥義を使用する恩恵が大きいのは相性の良い点です。
効果量の高い防御ダウン
2アビ「戦術策:鶴翼」は敵全体の
- 攻撃&防御20%ダウン(両面)
- 水属性防御10%ダウン
と合計で30%の防御低下が可能。
主人公のアーマーブレイク(片面20%)などと合わせて簡単に50%の下限まで下げることができます。
サポアビ「兵法の書」も合わせて弱体命中率が高い点も嬉しいです。
※効果量が低いため、カオスルーダーやエリュシオン以外のミゼラブルミストなどの命中率は100%に達しません。
とりあえず編成しておけば安心
敵と戦う上で特に重要なバフ、デバフを両方高水準でこなせるため、安定感が非常に高いです。
特定の編成でよほど高性能なキャラで固めている場合でなければ、スタメンとしての編成優先度はトップレベルです。
マキュラ・マリウス
特殊タイプの星晶獣。得意武器は杖。
攻撃ダウンやグラビティ、奥義での回復など耐久よりのアビリティを持ちつつ、火力もかなり出していけるキャラ。
マキュラについては↓こちらで詳しく解説しています。
ククル
バランスタイプのヒューマン。得意武器は銃。
2アビが特に強力
2アビ「シューテム・アップ」がククルの強さの大きな部分を占めます。
敵全体にダメージに加え累積攻防ダウン(1回で5%/最大40%)を持ちます。
さらに使用ターンを含めて4ターンの間、ターン終了時に制圧射撃を行います。
制圧射撃とはこの2アビ自身のことで、要するにこの2アビを使用すると【使用時1回+4ターンの間それぞれ1回ずつ自動発動】の計5回ダメージと累積攻防ダウンが発生するということになります。
ダメージの上限は天司武器込みで60万ほどあるので、5回合わせると300万近いダメージにもなります。
奥義発動時に2アビの性能がUPしていくため、中期戦~ではさらにダメージが伸びていきます。
特に初心者にはうれしい
複数回発動するダメージアビリティというのは、通常攻撃のダメージが低い初心者の頃には非常に恩恵が大きいです。
↑例えば主人公の通常攻撃で約13万ダメージの場合でも、ククルの2アビでは50万近いダメージが出ます。
このようにダメージアビリティがメインのダメージソースとなる段階では、ククルは救世主レベルの活躍をします。
もし初心者のうちに仲間にできたら確定スタメンです。
一方、通常攻撃で十分火力が出るようになってくると、デバフ目的以外では起用優先度は下がっていきます。
敵の足止めも可能
奥義の追加効果の『ストッピング』とは自分だけに効果のある麻痺のような効果。
当たれば1~2ターンの間敵が行動不能になります。
※ストッピングは必中ではないので外れることもあります。
1アビは自身に付与されている『火薬樽』をすべて消費して敵にダメージ。
火薬樽は毎ターン自動で1ずつ増加で最大は5。
火薬樽5の時の1アビには『スロウ』効果が追加されるため、より優秀な性能となります。
火薬樽の数によってククルの連撃率がUPするので、あえて1アビは使わないという選択肢も取れます。
任意の1人を強化
味方単体を特殊強化。
- 攻撃UP
- 連撃率UP
- 回避率UP
効果量は中々高いものの、CT6に対して効果ターンが3ターンと少し短めです。
メカニックなど奥義編成で活躍するキャラ
メカニックや鰹剣豪、クリュサオルでの開幕奥義フルチェイン編成で特に活躍するキャラを数人紹介します。
古戦場の肉集めを見据えてぜひ育成しておきたいです。
ロミオ
奥義に追加ダメージが発生。
最大で80万近いダメージが出るのは、アビポチを増やさずにダメージを稼げる点で非常に優秀。
1アビはダメージに加え敵の水属性防御20%ダウン。
ダメージが付いているのがミソで、やはりアビポチ数削減に役に立ちます。
サポアビにより、素火力が高いのも嬉しい点。
総じて、メカニックなどの開幕奥義編成に対する適性は相当高いと言えます。
※参考動画
シルヴァ
1アビ「イーグルアイ」での奥義ダメージ&上限UPがとにかく強力。
例えば主人公の奥義ダメージが約110万の装備レベルの場合でも、1アビを使用したシルヴァは300万ものダメージを出せるほど。装備が整えば500万を超えます。
3アビでは奥義に追加ダメージ(最大80万ほど)を得られるので、さらにダメージを伸ばすことができます。
ヨダルラーハ
奥義に追加として無属性99万9999ダメージが発生。
こちらの火力や敵の防御力に影響されずに固定で99万9999ダメージを出せるため、初心者はもちろん上級者にも愛用されています。
LBでは奥義ダメージUP×3つに奥義上限UPが1つあり、奥義火力を出しやすいのも強力。