十賢者の一人、戦車【ガイゼンボーガ】を仲間にしました。
ガイゼンボーガの性能や強み、実際に運用した感想を動画と合わせて紹介します。
ガイゼンボーガの性能
光属性攻撃タイプのドラフ。得意武器は格闘。CV:てらそままさき。
LBについては可もなく不可もなくといったラインナップ。
リミサポは現在は未実装となっています。
奥義『ハルマステール・フィスト』
追加効果として自身に『天来』効果を付与。
天来は
- TA率UP(おそらく100%)
- 被ダメージ増加
効果で、効果ターンは4ターン。
被ダメージはおよそ1.2倍になるようです。
1アビ「パンツァーファウスト」
- ターゲットに関わらず17回ダメージ
- 自分の敵対心UP(累積/回復不可)
- 鉄腕Lv1上昇(最大3/累積/消去不可)
効果。
(天司武器込みで)1回あたり約7万、合計で約120万ダメージ。
鉄腕Lvによって通常攻撃ダメージとカウンターダメージが上昇
ガイゼンボーガはサポアビ「闘争求む重鎧」によって、【奥義ゲージが溜まりにくい(通常の75%)が、通常攻撃の与ダメージが高い】という効果を持ちます。
この効果は鉄腕Lvによって上昇。(鉄腕Lvは1アビ使用時に累積し、最大Lvは3)
↑鉄腕Lv0(=1アビ未使用時)の上限ダメージ(天司武器込み)。鉄腕Lv0の時は一般的なキャラよりも10%通常攻撃のダメージと上限が高いです。
↑鉄腕Lvが1つ上がる毎にダメージと上限が5%上昇。
最大のLv3まで累積した時は、一般的なキャラよりも25%通常攻撃のダメージと上限が高い状態となります。
2アビ「ドレッドノート」
自分に
- かばう(全体)
- カウンター(被ダメージ/3回)
効果。どちらも効果は1ターン。
かばうは全体攻撃もかばえる仕様。全体攻撃をかばった場合には全員が受けるはずだった攻撃をすべてガイゼンボーガが引き受ける形になります。
3アビ「アイル・ベット・マイ・ソウル」
- 自分に『不落の孤城』効果
- 効果終了時に戦闘不能
不落の孤城とは
- 弱体効果無効
- 逆境(HPが低いほど攻撃UP)
- 致死ダメージでもHP1で耐える
効果ターンは5ターンで、すべて消去不可。
効果が切れると強制的に戦闘不能になりますが、光属性キャラから回復や強化アビリティを受けるたびに効果ターンは1ターン延長されます。
なお、致死ダメージを受けてもHP1で耐えるのは効果中であれば何度も発動します。
よって、不落の孤城効果中はガイゼンボーガは基本不死身で、なんど攻撃されようがいくらダメージを受けようが決して倒れることはありません。
サブメンバー時のサポアビ
サポアビ「星の逆位置」は、ガイゼンボーガがサブメンバーにいる時のみ効果を発揮します。
『光属性キャラが敵から受ける闇属性ダメージの最大値を1万に固定』する効果。
↑例えばアルバハHLの全体闇属性99万9999ダメージの『完全なる破局』であっても、カットなしで1万ダメージしか受けなくなります。
バトル登場時のサポアビ
サポアビ「戦車の正位置」はガイゼンボーガがバトルに登場した時にのみ効果が発動。
バトル登場時というのは
- フロントの誰かが戦闘不能になり、サブメンバーにいたガイゼンボーガがフロントに出てくる
- アルバハのバースコントロールでサブにいたガイゼンボーガがフロントの誰かと交代する
ケースのことで、ハウンドドッグのタクティクスコマンドや水着クロエの2アビによる交代では効果が発動しないので注意。
効果は自分に『鎧拳』
- 天来効果中必ずクアドラプルアタック
- カウンター(被ダメージ/1回)
効果で、永続かつ消去不可。
クアドラプルアタックとはトリプルアタックよりもさらに1回多い4回攻撃のことで、現在ではクアドラプルアタックを行えるのはガイゼンボーガのみ。
被ダメージカウンターは毎ターン効果があります。
クアドラプルアタック(4回攻撃)が非常に強力
常時クアドラプルアタックが可能
クアドラプルアタックを行うには、
- 正位置のサポアビ(サブから登場)発動
- ガイゼンボーガに天来が付与されている
以上の2つの条件を満たす必要があります。
天来はガイゼンボーガ自身の奥義で付与され、効果ターンは4ターン。
クアドラプルアタック1回で奥義ゲージが35%上昇するため、【奥義で天来付与→確定クアドラプルアタック×2~3ターン→奥義で天来付与→確定クアドラプルアタック×2~3ターン】という動きが基本的に保障されており、1度奥義を使用して以降、通常攻撃は常にクアドラプルアタックになります。
召喚石『ザ・スター』の召喚効果での天来でもクアドラプルアタックを行うため、サブから出てきたらすぐにザ・スターを召喚することにより、1度目の奥義を使用するまでの通常攻撃でさえクアドラプルアタックにできます。
実際のダメージを確認
具体的にどれほどダメージを出せるのか、トライアルで見てみます。
使用キャラ・装備
主人公クリュサオルに最終ソーン、アンチラ、ルナ、ガイゼンボーガ、クビラ。
ルナで1ターン目にアンチラを落とし、ガイゼンボーガを後ろから出すことによって正位置を発動させます。(アンチラは別キャラでもOK)
4ターン目に『最終デス』を召喚してルナを落とし、クビラを後ろから出して【ソーン、ガイゼンボーガ、クビラ】のフロントにする編成です。
流れ・結果(動画あり)
バフデバフを入れた後14ターン攻撃。
具体的な流れや詳しいダメージは↓こちら。
火力の非常に高いジョブであるクリュサオルよりもガイゼンボーガの方がさらにダメージを出せています。
ガイゼンボーガの行動は
- 確定クアドラプルアタック
- 奥義
の2通りしかないので、連撃運に左右されずに安定して高ダメージを出せるのは大きな強みです。
よわばはソロ(動画あり)
【グラブル】ガイゼンボーガ入り編成でよわバハソロ【Geisenborger】
使用キャラ・装備
主人公ベルセルクにソーン、クリスマスラカム、フュンフ、ガイゼンボーガ。
クリスマスラカムはダメージの大きい自傷を持っているため、よわバハでは1ターン目の終わりに確実にガイゼンボーガを後ろから出すことができます。
破局をかばって安全に通過
全体ダメージの『大いなる破局』もかばうことが可能。
380万ものダメージを受けていますが、3アビの効果中なので戦闘不能になることはありません。
このように、【3アビの効果中に2アビの全体かばうを使用】することで、どんなにダメージの大きい全体攻撃であっても安全に通過することができます。
連撃率の低いパーティでは特に輝く
連撃率に乏しい光マグナ編成、特に今回のようにキャラ面での連撃要素もほぼ皆無の編成では、ガイゼンボーガが確定クアドラプルアタックをしてくれる恩恵は大きいです。
ダメージを安定して出せるだけでなく、高い奥義頻度によってパーティ全体の奥義回転率も補助してくれます。
アルバハHLでは使いにくい面も
バースコントロールで正位置が発動できる
フロントキャラの戦闘不能でサブから出てくる場合の他に、75%のバースコントロールで交代した場合も『戦車の正位置』が発動します。
もし75を踏めずにガイゼンボーガを出せなかった場合でも、
『星の逆位置』効果で15%の破局を素受けできるというメリットもあるので、あまり気にしなくて良いのはうれしい点。
無属性シリウスを戦闘不能にならずにかばえる
3アビのHP1で耐える効果は効果中であれば何度でも発動するため、無属性シリウスを何発もらっても落ちることはありません。
2アビのかばうを併用すれば、他のキャラを守ることができます。
1アビを使用していれば敵対心が上がっているため、かばうを使用した後でもガイゼンボーガにシリウスが吸われやすく他のキャラが助かりやすいです。
天来が消される
天来は消去不可ではないので、キルフレアや無属性シリウスでの強化効果消去で消されてしまいます。
そうするとクアドラプルアタックができなくなり、火力面において一気に弱体化します。
フィールド効果で戦闘不能になってしまう
30%で敵によって張られるフィールドでの『残りHPが10%以下のキャラは戦闘不能になる』効果はガイゼンボーガ3アビのHP1で耐える効果を貫通してきます。
基本的に50~30区間での無属性シリウスをかばってHPがかなり低い状態で30%を迎えるので、30%を踏むとすぐに戦闘不能になってしまいます。
この点だけは少し使いにくい印象を受けました。
30%を踏む前にポーションを使用すれば30%以降も戦えますが、50%付近で使った3アビの効果ターンが短くなっているため、効果を切らさないためには本来使わなくてよいフュンフの2アビやクリアオールなどを無駄に使用する手間が必要となってしまいます。
よって、おとなしく30で退場させるのがスムーズかなと思いました。
破局をカットなしで通過
30%でガイゼンボーガが退場した後にリヴァイヴで蘇生するとサブにいる状態になるため、
『星の逆位置』が発動している状態になります。
15%の破局もカットなしで素通り可能。
ダメージカット石を編成しない場合やファランクスが飛んでこない場合でも動けるのはありがたいです。
5%キルフレアにも恩恵あり
5%のキルフレアは闇属性攻撃なので、同様にダメージを最大1万にしてくれます。
アルバハHLでは速度は出しにくい
- 天来が消される
- ガイゼンボーガ自身のアビポチが多くなりがち
- 30%で基本落ちる
- フロントで戦うのは75%~30%の間(私の場合)
以上の理由から、ガイゼンボーガはアルバハHLに限っては速度を出すのには不向きであると感じました。
(↑左:ゾーイクビラフュンフ/右:ガイゼンボーガ入り)
実際になんどか使用してみても、やはりガイゼンボーガ入りの編成よりもこれまで使っていた編成の方が火力は出ていました。
安定性向上では非常に頼りになる
- 危険な50~30区間をかばうや敵対心で安全に乗り切りやすい
- 30%で落とした後にサブで蘇生すれば破局を楽に通過可能
といったガイゼンボーガ特有の性質によって、安定性は飛躍的に向上します。
最終フュンフとゾーイがいればそもそもこれ以上ないくらい安定しますが、これらのキャラがいない時には特に恩恵を感じられるでしょう。
使用した編成
ガイゼンボーガの特徴を生かし、最大限活躍させようと考えたのがこちらの編成。
フュンフ、ゾーイ、クビラに水着クロエ、ガイゼンボーガ。
75のバスコンで後ろから水着クロエとガイゼンボーガを出します。水着クロエはこの位置に置いておくと、どの組み合わせの2キャラがバスコンで後ろに行っても主人公の次の位置のキャラ(この編成ではフュンフ)をフロントにいる状態にできます。
95のダイダロスでも適当なキャラを落とせばガイゼンボーガを出せますが、そうすると30%以降が非常に動きづらくなると思われたので今回は採用していません。
大まかな流れとしては
- 75%でガイゼンボーガを前に
- 30%までガイゼンボーガはフロントで活躍
- 30%で戦闘不能→リヴァイブで逆位置発動
となります。
75%を踏めなくてもいつもの3人で普通にクリアするだけな上に逆位置は発動しているので問題ありません。
ガイゼンボーガが出てきたターンにザ・スターを召喚することで、すぐにクアドラプルアタックを繰り出せるようになります。