マキュラ・マリウスの性能や強み、相性の良い編成や活躍しそうな場面などを運用した感想を踏まえて紹介します。
実際に試用している動画も掲載。
マキュラ・マリウスの性能
水属性特殊タイプの星晶獣。得意武器は杖。
弱体成功率UPが2つあります。マキュラはもともと命中率の高いデバフを複数もっていますが、さらに命中率を補強することができます。
奥義ダメージUPがあるのはうれしいですが、連撃UP系が一切ないのは気になるところ。
リミサポは現在未実装。
奥義「ヨトゥン・ヘイム」
- 敵に銀華デバフ付与
- 味方全体のHP回復
ダメージに加えて以上の2つの追加効果を持ちます。
HP回復量は最大1200。LBで回復性能UPを取れば回復力を高めることができます。
回復量はそれほど多い訳ではないものの、奥義ダメージのついでの効果でさらにもう一つ追加効果があると考えると優秀だと思います。
銀華とは
マキュラの奥義時に敵に付与される個別(自分だけに効果のある)の弱体効果。
ターン数の表記は1ですが、奥義ターンには数字が減らないので実際には『マキュラ奥義ターン+次ターン』の計2ターンの間付与されます。命中率はかなり高いようです。
1つめのサポアビが銀華の説明となっており、『銀華状態の敵がいる場合、ターン終了時に氷煌の一振が発動』という効果。
氷煌の一振とは1アビのことで、詳細については後述します。
つまり、『マキュラが奥義を使ったターンとその次のターンに1アビが自動発動』ということになります。
1アビ「氷煌の一振」
銀華状態の敵に対して自動発動するアビリティ。(もちろん他のアビと同様に押すことによって手動で発動することもできます。)
- 敵全体に水属性ダメージ
- 自分に玉水の刻印を付与
- 奥義ゲージ10%UP
という効果。
『玉水の刻印』は永続かつ消去不可のバフで、最大5まで累積します。
1アビのダメージはこの玉水の刻印の数が増えるほど上昇。
1アビ発動時に玉水の刻印が付与されるため、1アビが発動するたびにダメージがだんだん増えていく、ということになります。
2つめのサポアビの『水属性キャラがそれぞれの刻印の数に応じてアビリティ性能UP』効果も加算されるため、
初めは47万程度だったダメージは玉水の刻印が5の時では127万以上のダメージになります。
奥義を使うとこのアビリティが2回自動発動するので、クエストを通してみると総合的なダメージは結構なものになります。
また、奥義ゲージ10%UPについても奥義後2回分効果があるため、マキュラは奥義の回転率が他キャラよりも高く、必殺属性の水属性とは相性がよいです。
2アビ「ヘイルストーム」
- 水属性ダメージ
- スロウ
という効果で、玉水の刻印が5の時は2回発動します。
1発のダメージは初めは90万弱。サポアビによって刻印5の時は99万ほどになり、計200
万近いダメージが出る上にダブルスロウ効果になります。
ちなみに、刻印は2回目の奥義後2ターンで5にすることができます。鰹始動なら8ターン前後が目安です。
スロウは強敵に対しては特に有効です。
3アビ「凍てつく大地」
敵全体に
- 片面攻撃25%ダウン
- グラビティ
- 氷結(3ターン)
効果。どれも基礎命中率は高く、基本的に外れません。
ミゼラブルミストと合わせて敵の攻撃を50%下げられるのは優秀。
グラビティは強敵に対して特に需要の高い効果で、2アビのスロウと合わせて敵の特殊技を大きく遅らせることができます。
サポアビ
サポアビはすでに触れた通りです。
『麗しの冷姫』による玉水の刻印の数によるアビ性能UP効果は、刻印5の時で上限10%UP。
強敵に対して特に活躍しやすい
- 奥義での全体HP回復(最大1200+α)
- スロウ(刻印5時は2回発動)
- 片面攻撃ダウン25%
- グラビティ
と、耐久力を高めたり敵の特殊技を遅らせることに長けているので、格下よりも強敵相手に特に活躍しやすい性能となっています。
古戦場HELLをソロで周回する際にもスロウやグラビティは毎回重宝するため、やはり活躍しやすいと思われます。
杖得意パーティの有力候補
水属性は
- アルタイル
- リリィ
- クリスマスアルルメイヤ
- ドランク
- エウロペ
- フォリア
- マリア・テレサ
- ハーゼリーラ
など性能の良い杖得意キャラが複数いる属性であり、また杖得意キャラと非常に相性の良い「エウロペ杖」もあるので、杖得意パーティが強力な属性です。
杖得意であるマキュラもそれらのキャラに交じって編成することができるので、活躍しやすい環境であると言えます。
性能で比較した場合、マキュラはスロウや自動発動アビやグラビティなど独特の強みを持っているので、上記のキャラ達に名を連ねても見劣りしません。
また、杖パでなく一般的な(エリュシオンなどの)編成でも、マキュラは十分活躍できます。
(水マグナ杖パについては↓記事で解説しています。)
実は火力も出せる
性能を一読しただけではわかりにくいですが、マキュラは火力も結構出すことができます。
以下トライアルで13ターン攻撃した結果を紹介します。
まずは主人公黒猫、リリィ、エウロペ、フォリアの杖得意編成。
↑使用装備は画像の通りです。
13ターンで約1億2300万ダメージ。
エウロペの使用アビは2アビ1回、3アビ2回の計3回。
次はエウロペをマキュラと変えた場合。
使用装備は同じで、その他使用したアビも同じです。
マキュラの使用アビは1アビ2回2アビ1回の計3回。
13ターンで約1憶1800万ダメージ。
2アビの別枠15%の他に全員の水属性攻撃値+30%、奥義での全体TA率20%UPと強力な火力支援性能を持つエウロペと比べるとさすがに少しダメージでは負けてしまいます。(トライアルの性質上エウロペ2アビが永続するというエウロペ側にとって有利な条件での結果なので、ダメージを受ける実戦では差は少し縮まるかもしれません。)
しかし、注目すべきはマキュラ自身の総与ダメージ。
エウロペ編成と比べるとマキュラ以外のキャラの与ダメージは軒並み下がっている中、マキュラ自身は主人公に次いで高いダメージを出しています。
これは奥義後に2回自動発動するダメージアビリティと、それに伴う奥義ゲージUPによる高い奥義頻度のおかげ。
マキュラは単体としてダメージを出しやすいキャラであると言えます。
ちなみにフォリアをマキュラと変えた編成では、ダントツでマキュラの与ダメージがトップでした。
オート放置編成とも好相性(動画あり)
マキュラは
- 火力が高い
- 奥義の度に味方全体HP回復
- 奥義ゲージUPによる高い奥義頻度
- 攻撃ダウン、グラビティ持ち
といった、古戦場HELLのオート放置編成に適性の高い要素をいくつも持っています。
実際に使用しそうな編成を組んでみて、フラム=グラスで試してみました。(古戦場にフラム=グラスが出てくるわけではありませんので、あくまで参考程度で。)
【グラブル】マキュラ・マリウス入りオート放置編成・フラムソロ
使用キャラ・装備
主人公エリュシオンに最終カトル、リリィ、マキュラ・マリウス。(サブに猫、セワスチアン。)
カトルは奥義での全体連撃UPとスロウ、リリィは奥義での全体属性バフと特殊技に反応するクリアヒール、攻防デバフ目的で編成。
マグナ編成。
ゼノコキュ琴は敵の特殊技に反応してカウンターで累積攻防デバフが自動発動するので、オート編成では特に有用です。奥義での火力バフも強力。
サプチケで取るかは要検討
これまで紹介したようにマキュラ・マリウスは固有の強みをいくつも持っており、水属性キャラの中では強い方であるのは間違いありません。
ただし、
- マキュラが最も活躍しやすい杖パを想定した場合、【リリィ、エウロペ、フォリア】といった特に強力なキャラがいる場合はスタメンから外れるケースが出てくること
- 同じく活躍が見込まれるオート放置編成では、奥義で回復と火力バフを持つ似たような立ち位置の【水着ディアンサ】がいること。(水着ディアンサは奥義ダメージがないので、マキュラよりも必ずしも強い訳ではありません。)
以上の2点から、上記のキャラが揃っている場合にあくまで性能のみに着目するならサプチケで取得する優先度は高くないと思います。
逆に、
- 杖パを編成している(する予定のある)場合で【リリィ、エウロペ、フォリア】が揃っていない場合
- 古戦場HELLをオート放置したいが、水着ディアンサがおらず(あるいはブルースフィアがなく)回復面が不安
な場合には、サプチケでマキュラを取得する優先度は高くなります。