『テュロスビネット』通称エウロペ琴の必要本数とその理由を、具体的な数値を示しながら詳しく解説します。
エウロペ琴の性能・基本情報
水属性の楽器。攻撃力はLv150で2390。
奥義『テーバイ』
追加効果として
- 敵の火属性攻撃10%ダウン
- 自分の奥義ゲージ20%UP
を持ちます。
効果としては悪くないですが、火力に直結しないので普段メイン武器として使用することはありません。
スキル1『海神方陣・攻刃』
- 方陣攻刃14.5%(SLv15時)
方陣スキルなので、召喚石『リヴァイアサン・マグナ』の加護が乗ります。
攻刃量はリヴァ短剣よりも低い
リヴァ短剣(レヴィアンゲイズ・マグナ)の方陣攻刃の効果量はSLv15時で18%。(SLv20で20%)
エウロペ琴の14.5%よりも高いため、通常攻撃やアビリティダメージの火力はエウロペ琴よりもリヴァ短剣の方が少し上です。
↑画像左:リヴァ短剣3本エウロペ琴0本/右リヴァ短剣0本エウロペ琴3本の通常攻撃のダメージ。
スキル2『海神方陣・必殺』
- 水キャラの奥義ダメージ9.5%UP(SLv15)
- 水キャラの奥義ダメージ上限9.5%UP(SLv15)
以上の2つの効果を持ち、方陣スキルなのでやはりリヴァマグの加護が乗ります。
片面5凸リヴァイアサン・マグナを想定する場合、4凸エウロペ琴SLv15を1本編成すると
- 奥義ダメージ22.8%UP
- 奥義ダメージ上限22.8%UP
の効果があるということになります。
奥義ダメージUPの上限値
方陣必殺による『奥義ダメージUP』は、最大で100%まで効果があります。
片面5凸リヴァマグではエウロペ琴1本で22.8%の奥義ダメージUP効果なので、合計5本までは編成による奥義ダメージUPの恩恵があります。
奥義ダメージ上限UPの上限値
方陣必殺による『奥義ダメージ上限UP』は、最大で30%まで効果があります。
片面5凸リヴァマグではエウロペ琴1本で22.8%の奥義ダメージ上限UP効果なので、合計2本まで編成による奥義ダメージ上限UPの恩恵があります。
とりあえずは2本が目標
リヴァ短剣をエウロペ琴に変えた場合、通常攻撃のダメージは少し下がり、奥義ダメージとその上限は大きく上昇します。
基本的に、通常攻撃のダメージの低下分よりも奥義ダメージ上昇の増加分の方が大幅に大きいので、エウロペ琴は編成した方が強くなります。
ではエウロペ琴は何本編成するのかについてですが、『方陣必殺による奥義ダメージ上限UPの最大効果量30%に達する2本』編成するのがとりあえずの目標。
↑こちらの画像は左がエウロペ琴0本/右が2本の主人公の奥義ダメージ。(どちらも上限に達しています。)
約60万ほど上限がUPしており、リヴァ短剣のみの編成と比べると格段に強くなっているのがわかります。
3本目以降はいくらエウロペ琴の本数を増やしても上限は一切変わりませんので、『エウロペ琴2本』という本数は最もコストパフォーマンスに優れているとも言えます。
火力が足りず上限に届かない場合は3本以上編成も
エウロペ琴を2本編成して、方陣必殺の奥義上限UPの最大値である30%を確保したとしても、『火力が足りずにそもそも奥義ダメージが上限に達しない』場合があります。
具体的には
- 全体的な装備の強化度が十分でない
- 防御ダウンやバフが不十分
- 敵の防御値が高い
- 敵が無属性
などのケースが考えられます。
この場合はエウロペ琴の方陣必殺スキルによる『奥義ダメージUP』目当てに、3本以上編成した方が良くなることがあります。
ダメージを見ながら解説
例えば↑画像のエウロペ琴2本の編成(片面4凸リヴァマグ)の場合、トライアルの敵(一般的な防御値)に対して
- 防御下限
- アルタイルの1アビバフ使用
- 水船あり/水炉なし
という条件の主人公の奥義ダメージが↓こちら。
約300万ダメージで上限まで届いています。このように、エウロペ琴2本でもバフがしっかり乗っていれば上限ダメージは出ます。
↓次はアルタイルの1アビバフを使用しない場合のダメージを見てみます。
約240万ダメージで、上限まで60万ほど足りません。
よほどの短期戦でなければバフが切れる(少なくなる)ターンはあるので、このように琴2本では上限まで大幅にダメージが足りない場合も出てきます。
では琴3本でアルタイルの1アビバフがない場合はどうでしょうか。
約280万ダメージ。上限までは若干足りませんが、琴2本の時よりも約40万ほども高いダメージが出ています。
このように中~長期戦でバフが薄くなるターンが出てくる実戦を想定すると、3本編成も有力になってきます。
実際の運用を考えると4本まで欲しい
具体的な運用場面を2つ見てみます。
①古戦場95HELL、1分台討伐編成
2020/4に行われた水古戦場の95HELLを、1分30秒台で周回できたマグナ編成。
主人公ライジングフォースやヴァジラといった、奥義編成でより強力なキャラを組み込んだ、完全に奥義主軸とも言える編成。
このような奥義軸編成では、
↑エウロペ琴が4本活躍しました。
(↓当該記事)
95HELL1分台終末4凸マグナ編成を2つ紹介【水有利古戦場】
②古戦場EX+2100万1ターン編成
鰹召喚のみの0ポチ1召喚での2100万マグナ編成。
↑のように、カルバやマリーを編成してより肉集めの効率を上げた編成では、
↑エウロペ琴は4本必要です。
水キャラ4人編成であれば、エウロペ琴3本で済みます。
終末4凸水マグナ2100万EX+1ターン肉集め編成まとめ【水古戦場】
以上のような編成を組めるようにしたい場合は、エウロペ琴は4本まで用意できると良いです。
ヴァルナは3本まで
ヴァルナ編成の場合はリヴァマグの加護がないので、方陣必殺の奥義上限の上限値である30%まで確保するには、エウロペ琴は3本必要になります。
(厳密には9.5%×3本=28.5%で30%まで1.5%足りませんが、1.5%のために4本目を編成することはありません。)
常にエウロペ琴が3本編成されるわけではありませんが、古戦場EX+の肉集めなどの奥義だけ使うような超短期戦や、鰹剣豪のような奥義頻度が著しく高い編成では3本まで選択肢となってきます。