水マグナの杖得意オメガ杖編成の必要な武器、2つの編成例、実際のダメージなどを解説。
運用の動画も掲載しています。
※終末武器は4凸の状態のものを編成しています。
※4凸コスモス杖対応済。
オメガ杖編成に必要な武器と本数
テュロスワンド(エウロペ杖)
SLv15時、
- 【海神方陣・杖術】杖得意の水キャラのみ方陣攻刃18%
- 【イクシード・ウォータ】水キャラの奥義ダメージ上限15%UP
という2つのスキルを持ちます。
方陣攻刃18%というのは4凸リヴァ短剣と同じ効果量。
杖得意キャラは得意武器補正で攻撃力が多く加算されるため、杖得意キャラで固めた編成の場合は4凸リヴァ短剣の上位互換となります。
また、スキル2【イクシード・ウォータ】は方陣スキルではないのでリヴァマグの加護が乗りません。
1本につき奥義上限は15%UPし、合計で30%まで上限UP効果が適用されます。
よってエウロペ杖の編成本数は基本的に2本となります。
このエウロペ杖を編成できるのが水マグナの剣豪など他の編成やヴァルナ編成との大きな違いで、明確なメリットでもあります。
テュロスビネット(エウロペ琴)
SLv15時、
- 【海神方陣・攻刃】水キャラの方陣攻刃14.5%UP
- 【海神方陣・必殺】水キャラの奥義ダメージ9.5%/奥義上限9.5%UP
方陣必殺の奥義上限は合計で30%まで効果が適用されます。
片面5凸リヴァマグで1本につき22.8%上限が上昇するので、2本で最大の30%に達します。
一方奥義ダメージUPは合計で約100%UPが上限なので、5本まで編成する効果があります。
ただし、剣豪編成ほど奥義の頻度が高くない杖パにおいては、奥義ダメージUPのみを目当てに多くのエウロペ琴を編成するメリットは薄いです。
よってエウロペ琴の編成本数は、多くとも奥義上限UPの最大効果量30%に達する2本までとするのが基本です。
方陣必殺とイクシード・ウォータは共存する
エウロペ琴の方陣必殺と、エウロペ杖のイクシード・ウォータの上限UPは共存します。
- 方陣必殺=30%UP
- イクシード・ウォータ=30%UP
で合計60%の奥義上限UP効果を得ることができます。
これはエウロペ杖を編成できる水マグナ杖パ特有の強みです。
4凸コスモス杖
- 装備中の杖の攻撃力とHPが上昇(1.5倍)
- 装備している「杖」の数が多いほどダメージ上限UP
水マグナ杖パでは、意識せずとも10個中8~9本杖が入ってくるため、コスモス杖と非常に相性が良いです。
単に火力がUPするだけでなく、ダメージ上限もUPされられる貴重な手段で、編成優先度はかなり高いです。
(コスモス杖自身も「杖」に含まれます。)
オメガ杖
オメガ杖のスキルによる連撃UP(DA&TA率20%)がないとパーティ全体の連撃が不安定になりがちなので、ぜひ編成したいです。
水マグナ杖パにおいてオメガ杖をメインで持つ恩恵はそれほど大きくないので、属性は水以外で基本的に問題ありません。(水でも良いです。)
オメガ武器の第二スキルの奥義上限UP(15%)は、方陣必殺ともイクシード・ウォータとも共存するのでさらに奥義上限をUPさせることができます。
※杖キャラの連撃UPは無垢武器でも同じ効果を持っており十分有用なので、仮にオメガに強化できなくとも無垢武器でいいので編成した方が良いです。
虚空杖
アーカーシャ武器の一つ「虚空の拝腕」。
- 杖、楽器得意キャラのEX攻刃20%UP、バトル開始から10ターンEX攻刃10%UP
- 杖、楽器得意キャラが自分に付与されている強化効果数に応じて与ダメージ上昇
バトル開始から10ターンはEX攻刃30%UPと、ゼノコキュ武器を大きく上回ります。
また、水マグナ杖パは自然と強化効果がいくつも付与されるので
第二スキルの恩恵も受けやすく貴重なダメージ上限突破手段となります。
奥義効果も強力、メイン武器候補
虚空杖の奥義効果は、奥義ターンを含めて4ターンの間味方全体に
- 水属性攻撃20%UP
- 参戦者の数に応じて攻防UP(攻撃UPは別枠でソロ時5%)
と火力UPとして強力な奥義効果を持っています。
よって、虚空杖はメイン武器の候補の1つとなってきます。
永遠拒絶の杖(終末武器)
4凸のスキル「海神方陣・神威Ⅲ」は攻撃とHPを上昇させる効果で、特にHPUPは水マグナ編成においては貴重で編成する恩恵は大きいです。
攻刃は18%とリヴァ短剣やエウロペ杖と同じ。
第二スキルではオメガ武器と同じように任意のダメージ上限をUPさせることが可能。(オメガと同じ効果を付けた場合には片方しか適用されないので、オメガ杖の第二スキルと被らせないように注意しましょう。)
選択したスキルによっては奥義効果も中々強力なので、メイン武器としても候補となります。
最終ロミオやカリオストロなど、刻印によってより強さを発揮するキャラを編成する場合は、よりメイン武器としての優先度が上がります。
5凸すると第三スキルとして非常に強力な火力UPスキルをつけることが可能となりメイン武器としてもさらに有用となりますが、強化のハードルは高め。
4凸状態でも恩恵は大きいのでぜひ作成しておきたいです。
バハ杖
杖得意編成では、最も優先的に編成したいバハ武器です。
といっても、エルーンとハーヴィンと星晶獣と不明以外の種族を編成する場合には、バハ杖でなく適したバハ武器にします。
ゼノコキュ杖
杖パにおいてはゼノコキュ琴よりも攻撃力が高くなります。
虚空杖と合わせて2本EX武器を編成する場合の候補。
カーオン杖
新実装された武器。
あれば1本入れても良いです。(編成する場合、3本目のエウロペ琴かゼノコキュ杖を抜く。)
カーオン杖について詳しくはこちら↓で解説&検証しています。
ルナティックブルーム(黒猫英雄武器)
黒猫道士の英雄武器。
※コスモスPC武器廃止により主人公のミストの命中率が安定しなくなったので、ソロではキャラクターの制限が厳しくなります。(後述)
黒猫の1アビ「ブラックチャーム」を維持する立ち回りをする場合には必須。
第二スキルのエンブレムはどれも今一つの性能なので、どれをつけても大差ありませんが、味方の回復や強化アビリティを適宜使用するのを想定するなら「天聖」がおすすめ。
ブラックチャームについて詳しくは後述の黒猫編成で解説します。
ウォーロック編成
装備編成例
武器
- 永遠拒絶の杖
- エウロペ杖2本
- エウロペ琴
- オメガ杖(連撃/奥義上限)
- カーオン杖
- 4凸コスモス杖
- バハ杖
- 天司武器
「杖」が9本編成されているため、コスモス杖によりダメージ上限は9%上昇。
また、カーオン杖によってDA&TA率も9%上昇しています。
エウロペ杖、琴の本数
エウロペ琴は、他の優秀な武器との比較で1本としています。
エウロペ杖の代わりに2本目のエウロペ琴を入れる場合は、「通常攻撃のダメージが下がる&奥義上限が7.8%下がる」代わりに、奥義ダメージがUPする(ダメージが上限に届きやすくなる)メリットがあります。
基本的には、
- ダメージが上限に届きやすい⇒杖2本
- 届きにくい⇒琴2本
とするのがおすすめです。(どちらにしても差はほぼない)
また、カーオン杖やバハ杖の枠に2本目のエウロペ琴を編成して「杖2琴2」の形にすると、奥義上限が最も高い状態にできます。
ハイランダーについて
画像の編成のエウロペ杖1本を支配の天秤に変えるだけで、ハイランダー編成になります。
ただし、基礎火力は少し落ちてしまいダメージが上限に届きにくくなるため、終末を5凸していない限りハイランダー編成にする優先度は低いです。
(エウロペ杖を抜いてハイランダーにした場合、通常攻撃の上限は10%上がりますが、奥義上限は5%下がります。)
とはいっても火力差はほとんどないので、「エウロペ杖2本目を作りたくない等の理由で終末4凸でもハイランダーにする」のは全然アリです。
両面マグナ編成例
両面マグナ編成では、進境スキルを持つ武器「水宝玉の手斧」が優先的に入ってきます。
また、両面で加護が乗るため、エウロペ琴は1つとします。
召喚石
片面リヴァマグ×カツウォ。(初速を意識する場合)
片面エウロペにすると、他属性の強力な召喚石を複数編成できるメリットがあります。
(鰹剣豪と違い奥義に依存する訳ではないので、鰹は必須ではありません。)
また、両面5凸リヴァマグも候補。
HPが多くなるなどのメリットがあります。
他に必須の召喚石はありません。
キャラ編成例
ウォーロックに、リリィ、エウロペ、フォリア。
ウォーロックの新リミアビ「レプリケーションキャスト」は、サブ含め杖得意が5人以上で、全員の奥義ゲージが100%UPと強力。
安定の攻防デバフ
「主人公のブラックヘイズ+リリィ2アビ+リヴァマグ召喚」で敵の防御を下限まで下げることができます。(※リリィは指輪での弱体成功率UPがないとたまに外すので注意。)
リヴァマグの召喚効果の防御ダウンを組み込めるのはマグナ編成の強みです。
ブラックヘイズの命中率は100%を超えているので安心で、このために主人公のジョブはウォーロックとします。
編成キャラについて
リリィの奥義での全体水属性攻撃バフを強化できるエウロペ、エウロペの2アビバフを奥義バリアで守れるフォリアと互いに相性が良いです。
フォリアは自分と任意のキャラを「確定クリティカル&確定DA」などに出来るため、火力補助としても極めて優秀。
ダメージ軽減と弱体回復手段も充実しており、大きな弱点は見当たりません。
他の杖得意キャラとしては
- スロウや攻撃ダウンを持つ「マキュラ・マリウス」
- 攻防ダウンと奥義やアビでの火力バフを持つ「アルタイル」
- クリティカル発動時に1割追撃などの「カリオストロ」(サブでも強力)
- 片面攻防25%ダウンに自身高火力の「ドランク」
- 強力な自己強化や、かばうで味方を守れる「ロミオ」
など強力なキャラは何人もいます。
極めて高い防御性能に加え、全体火力バフ、累積攻防ダウンを持ちつつ火力も高めなリリィは、最優先で編成したいキャラだと思います。
「〇〇がいないと杖パは運用できない」ということはありません。
実際のダメージ
- 水船なし/水炉なし
- ザ・ムーンは5凸
- トライアルの防御下限
- リヴァマグ4凸
以上の条件でのダメージとなります。
【グラブル】水マグナオメガ杖パ・ウォーロック編成・ダメージ紹介【4凸コスモス杖入り】
- 主人公の奥義上限:約410万(フォリアバフ時450万)
- 主人公の通常上限:約69万(フォリアバフ時77万)
- 他キャラの奥義上限:約380万
- 他キャラの通常上限:約65万
↑バフなしでの主人公とリリィの通常攻撃のダメージ。
(主人公:約36万 リリィ:約38万)
↑バフありでの主人公とリリィの通常攻撃のダメージ。※主人公はフォリアバフあり
(主人公:約72万 リリィ:約53万)
↑バフありでの主人公とリリィの奥義ダメージ。※主人公はフォリアバフあり
(主人公:約430万 リリィ:約315万)
ウォーロック編成の利点
- 主人公のブラックヘイズ(両面攻防25%ダウン、暗闇、毒)が強力で命中率が100%を超えている
- 主人公のアビリティが2つ空いているのでディスペルやグラビティ、他心陣、チェイサーなどを持てる
- 新実装されたリミアビ「レプリケーションキャスト」が強い
気になる点
- フォリアのバフがかかっていないキャラは連撃率に不安があり、そこそこシングルアタックが出る
とりあえずウォーロック編成ができれば特に問題ありません。
黒猫道士編成
装備編成例
- メイン:ルナティックブルーム(確定)
- エウロペ杖2本
- エウロペ琴2
- 永遠拒絶の杖
- オメガ杖(連撃/奥義上限)
- バハ杖
- 4凸コスモス杖
- 虚空杖
- 天司武器
英雄武器「ルナティックブルーム」を用いて、強力な全体バフである黒猫の1アビ「ブラックチャーム」を維持しながら戦う編成。
連撃率が高いため、カーオン杖の優先度はかなり下がります。
エウロペ杖と琴の本数、ハイランダー、召喚石についてはウォーロック編成で触れたのと同様です。
ブラックチャームとは
味方全体に
- 攻撃30%UP(攻刃枠)
- 防御80%UP
- DA率60%UP
- TA率10%UP
- 弱体耐性UP
を付与するアビリティ。
主人公のMPが0にならない限り永続します。
MPを保ち続けるには実質的にルナティックブルームが必須なので、すなわちブラックチャームを運用するにはルナティックブルームが必須となる訳です。
ルナティックブルームは攻刃スキルを持ちませんが、ブラックチャームの強力なバフによって問題になりません。
キャラ編成例
主人公黒猫道士にリリィ、エウロペ、ドランク。
ドランクの3アビ(片面25%)&奥義(属性10%)+リリィ2アビで防御と攻撃を両方下限にできます。(よってこの編成の場合は主人公にミストはなくても良いです)
黒猫のミストの命中率は素だと100%に満たないため、主人公のミストを使いたい場合はドランクの1アビ(弱体耐性ダウン)必須。
つまり、主人公黒猫でソロの場合は「リリィ、エウロペ、フォリア」の構成は不可能です。
MPを保つために「ムーンライト」は基本必要です。
実際のダメージ
- 水船なし/水炉なし
- ザ・ムーンは5凸
- トライアルの防御下限
以上の条件でのダメージとなります。
【グラブル】水マグナオメガ杖パ・黒猫編成・ダメージ紹介【4凸コスモス杖入り】
↑バフありでの主人公とリリィの通常攻撃のダメージ。
(主人公:約52万 リリィ:約53万)
↑バフありでの主人公とリリィの奥義ダメージ。
(主人公:約490万 リリィ:約335万)
黒猫はMPに応じて奥義性能がUPするため、ほかのジョブより奥義上限&ダメージは高くなります。
黒猫編成の利点
- 味方全体の連撃率が非常に高く、シングルアタックはまず出ない(DA率=オメガ20%+チャーム60%+キャラ基礎連撃率+LB)
- 効果量の高い全体防御UPにより被ダメージが大きく減少
気になる点
- 4~5ターン間隔でムーンライトを使用しなければならないため、アビポチの手間が少し増える
- ソロの場合はキャラ編成の縛りがキツくなる
ウォーロック編成よりも、より耐久向きの編成となっています。
水マグナオメガ杖編成は作る価値あり
今回紹介した『水マグナオメガ杖パ編成』は、終末武器が4凸の状態でリミ武器なしの水マグナ編成としては十分ダメージを出せていると思います。
水マグナ編成の他の強力な編成としては「鰹剣豪」がありますが、ダメージカットや弱体回復といった防御面では明らかにオメガ杖編成の方が上手です。
杖得意キャラ限定というキャラ編成面でのハードルは若干高いとは言えますが、この条件をクリアできるのであればオメガ杖編成は間違いなく作成する価値はあり、総合的に見て強いと感じています。