8/20のアップデートにて武器スキルに調整が入りました。
この影響で水マグナ編成が強化されましたので、
- 調整の簡単な解説
- 実際の編成例
を紹介します。
調整の解説
技巧枠の統一
- 武器スキルによるクリティカル率は全て加算され、クリティカルの抽選は1回のみ行う
- 武器スキルによるクリティカル発生時のダメージ倍率は、一律で50%
どういう事かというと、
★調整前
↑例えばこちらは、調整前の両面マグナ(ほぼ)確定クリティカル編成の一例。
- 方陣技巧98.8%(オルオベ3+霜柱)
- 通常技巧20%(ワム槍)
の2種類の枠の技巧があり、これらはそれぞれ別々にクリティカルの判定を行っていました。
攻撃の結果としては、
- 方陣技巧によるクリティカルが発生(98.8%/ダメージ倍率50%)
- 通常技巧によるクリティカルが発生(20%/ダメージ倍率50%)
- どちらの抽選にも漏れ、クリティカルが発生しない(0.96%)
- どちらの抽選にも通り、ダブルでクリティカルが発生(19.76%/ダメージ倍率100%)
の四通りが存在していました。
確定クリティカルを重要視する際には、ワム槍の通常技巧20%がほとんど意味ないような状態であり、それでも編成に入りはするものの、ちょっともったいない感じのする編成でした。
★調整後
調整後は、全く同じ編成でも確定クリティカルになります。
- 方陣技巧98.8%(オルオベ3+霜柱)
- 通常技巧20%(ワム槍)
調整後は、これらを足した数字がクリティカル発生率になります。
つまり、
- 方陣技巧98.8%+通常技巧20%=クリティカル率118.8%
確定クリティカルとなります。(100%を超える分は無意味です)
そして、クリティカルの抽選は一回のみ行うので、まとめると
- 100%の確率で、倍率50%のクリティカルが発生
の1通りのみが攻撃の結果となる装備に変わったという訳です。
なお、アップデートによって
発動中の武器スキルを確認できるようになりました。(便利ですね)
自分で計算をせずとも、これを見ればクリティカル率100%となっているのを確認できます。(ちなみに、クリティカル発生によるダメージ増加分も対属性予測ダメージに反映されるようになりました。)
各上限の枠の統一や値の調整
武器スキルによって上昇するそれぞれのステータスにおいて、
- 枠の統一
- 上限値の調整
のアップデート。
ここでは、『水マグナのエウロペ琴を複数積んだ奥義編成』を例にとって、「奥義ダメージ上限」について解説します。
★調整前
↑こちらは、水マグナ奥義編成の一例。(リヴァマグ×鰹)
エウロペ琴の必殺スキルによって、奥義上限は30%UPしている状態。
計算上だけで言えば、「9.5%×2.4倍×4本=91.2%」で91.2%UPかと思いきや、【方陣必殺による奥義上限UPは30%まで】という枠上限に引っかかり、実際は30%UPとなっていました。
これ以上奥義上限を上げたければ、枠が方陣必殺とは別の
- 通常必殺
- イクシード
- オメガ/終末の第二スキルの奥義上限UP
を組み込む必要がありました。
★調整後
調整後は、
- 通常必殺
- 方陣必殺
- イクシード
- オメガ/終末の第二スキルの奥義上限UP
は全て加算され、各スキルごとの上限(例えば方陣必殺の30%)はなくなり、合計75%までとなりました。
言い換えると、方陣必殺だけで奥義上限UPの上限である75%を簡単に達成できるようになりました。
↑こちらは先ほどと全く同じ装備。
この状態で奥義上限75%UPです。
調整によって、何も編成を変えずともただ奥義上限だけが上がったので、シンプルに強くなりました。
30%⇒75%なので、すごい強化幅です。
(左:調整前の奥義上限30%UPの状態/右:調整後の奥義上限75%UP ※バフデバフを使い上限付近に届かせています)
※なお、上限は大きく上がりましたが奥義ダメージの出やすさは変わってないので、終末を5凸していない場合は、上限に届かせるのが大変です。
(ちなみに、調整前は「青玉3+ロペ琴3」のような形でマグナ編成よりも大幅に奥義上限が高かったヴァルナ編成。ですが、調整によってマグナ側が簡単に75%上限を達成できるようになったので、少なくとも奥義上限に関する優位はヴァルナ側に無くなりました。)
調整後の編成例
確定クリティカル編成
- アストラルウェポン
- オールド・オベロン
- エウロペ拳
- 冬ノ霜柱
- エウロペ琴
- 水宝玉の手斧
- ドラゴニックウェポン/終末枠
- ワム槍×2本
- 天司武器
で確定クリティカルになり、従来のオルオベ3の形よりも、単発火力は明確に上がりました。
※【オルオベ+ロペ拳+霜柱+ワム槍2】で確定クリティカル。両面マグナ。
(左:従来のオルオベ3/右:上記画像の装備)
また、
- ワム槍を2本にできたことで、追撃や多段ダメの与ダメUPの恩恵も2倍になる
- ロペ拳の背水が増えた分、HPが減ってきた時にグンと火力が上がる
といった要素もあるため、見た目以上に火力は上がったと言えます。
一方、オルオベが減ったことにより「DA率」と「HP」は減りました。
約1.5万減ります。
減っても4万あるのでそれほど問題になることは多くないと思いますが、特に耐久力を重視したい場合は、オルオベを増やせばよいです。