メタトロン武器の1つ『ミトロンの弓』は光マグナ編成に入ってくる優秀な武器です。
ミトロン弓が強いと言える理由と、何本編成に入るのかを、シュヴァ剣染め編成との比較を交えながら解説します。
ミトロン弓の性能
光属性の弓。攻撃力は2710。(Lv150時)
奥義『昴』
- 奥義発動ターン中、味方全体の被ダメージカット30%
- 味方全体の光属性攻撃20%
奥義効果はそれなりといった感じで、メイン武器として持つことは現状基本的にはありません。
スキル1『騎解方陣・渾身』
- 光属性のキャラの残りHPの割合が大きいほど攻撃UP
いわゆる渾身スキル。
HP100%時の効果量は約12%。片面4凸シュヴァマグなら1本につき約26.4%となります。
渾身はシュヴァ剣の攻刃スキルとは別枠なので効果を実感しやすく、光マグナ編成にとっては貴重なスキルです。
(具体的なダメージUP量については後述しています。)
スキル2『騎解方陣・意志』
- 光属性キャラが稀に回避カウンター
- 光属性キャラのクリティカル率UP
の2つの効果。
クリティカル率UPは6.5%(Slv15)で、片面4凸シュヴァマグなら1本につき14.3%となります。
回避カウンターについては、複数本ミトロン弓を編成してもカウンター発動率は上昇しない点に注意。
渾身スキルが強力
ミトロン弓の火力UP要素は『渾身』と『クリティカル』の2つありますが、渾身だけでも強力で編成する理由になります。
シュヴァ剣染め編成との火力(ダメージ)比較
クリティカルなしで比較
まずは話を簡単にするために、ミトロン弓の『クリティカル』をあえて考慮せずに考えてみます。
この場合は、編成画面の「予測ダメージ」が便利。
予測ダメージにはクリティカル(技巧)や連撃率は考慮されないので、非クリティカル時の単発火力を簡単に比較できます。
↑のシュヴァ剣染めの編成の内、5凸シュヴァ剣1本を4凸ミトロン弓と替えてみます。
↑替えた場合の予測ダメージがこちら。
5凸シュヴァ剣の代わりにミトロン弓を入れた方が、技巧なしでも火力が上昇することがわかります。
一応実際に攻撃してみても、
(左:シュヴァ剣染め/右:ミトロン弓1本)
ミトロン弓入りの方が少し火力が高いことを確認できます。
期待値としてはクリティカルの分、さらにミトロン弓入りの方が優位になります。
クリティカルも考慮
次はミトロン弓のクリティカルも考慮し、総合的な火力期待値を比較してみます。
シュヴァ剣6本編成よりも、ミトロン弓1本編成の方が約1.12倍火力が高いです。
最大2本まで入る
↑のグラフは、残りHP割合の変化に伴う火力の推移のグラフ。
- 青線⇒ミトロン弓2本
- 赤線⇒ミトロン弓1本
- 黄線⇒ミトロン弓0本(シュヴァ剣染め)
となっています。
- HP80%以上をキープできるならミトロン弓は2本入る
- 65%~80%程度で戦うことが多いならミトロン弓は1本入る
- 65%以下で戦うことがほとんどならミトロン弓は編成に入らない
と言えます。
※オメガ武器を編成する場合も、基本的には結果はほぼ同じです。
最大HP量との兼ね合い
ミトロン弓をシュヴァ剣の代わりに編成する場合、火力は上がりますが、最大HPは下がります。
↑画像上からミトロン弓2本、1本、0本時のHP。
4凸シュヴァ剣1本につき、約5000最大HPが変わってきます。
つまり、少しでも最大HPを高くしたい場合はミトロン弓の本数を減らすのが良いです。
(私は普段ミトロン弓2本で運用しています。)
バランスが良いのは1本
- コストパフォーマンス
- 最大HP量
- HP減少時の火力低下幅
以上の点を総合的に考えた時、バランスが良いのはミトロン弓1本編成と言って良いでしょう。
奥義編成ならデメリットなしで優先度UP
メカニックやクリュサオルの開幕奥義編成では、シュヴァ剣の代わりにミトロン弓を編成することによる最大HP低下のデメリットは、デメリットでなくなります。
つまり、ミトロン弓を編成すれば単純に火力がUPするメリットしかないため、編成の優先度は高くなります。
まとめ
ミトロン弓の編成本数は、
- HP80%以上を維持できる⇒2本
- 80%~65%で戦うターンが多い⇒1本
- 基本65%以下で戦う⇒0本
が理想です。
ただし、コストパフォーマンスを考えた時には、とりあえず1本編成すれば十分恩恵を受けられます。