風マグナで天秤ハイランダー編成は強いのかどうか。
実際のダメージ紹介をもとに、強い条件や弱いケースを解説します。
- ハイランダー編成とは
- 実際のダメージを確認
- 終末4凸の場合、アンチラがいれば実用可能(動画あり)
- 敵が固い場合はアンチラがいても厳しい
- 終末武器を5凸できるならハイランダーは非常に強力
- 召喚石の問題
- まとめ
ハイランダー編成とは
↑画像のように、『装備している武器が全て異なる編成』を俗にハイランダー編成と呼びます。
先日のアップデートで実装された闇属性の新武器『支配の天秤』
の持つスキル「ソール・イコーリティ(装備している武器が全て異なる時攻撃UP/ダメージ上限UP)」によって、ハイランダー編成が新たな編成タイプとして生まれました。
(ハイランダー編成の基礎については↓記事で詳しく解説しています。)
実際のダメージを確認
武器編成
- メイン:オメガ武器(渾身)
- グリム琴
- ティア銃
- ティア拳
- オールド・ナラクーバラ
- 4凸終末武器
- 青竜牙矛・邪
- ゼノサジ拳
- 天司武器
- 支配の天秤
リミ武器なしのパターン。(もしエタラブなどがあれば編成に入ります。)
マグナ編成なので、ハイランダー編成でもマグナ武器は多めになります。
オメガ武器は別に剣である必要はありません。例えばグリームニル、アンチラ、ニオという風にするなら杖の方が当然良いです。
召喚石
ティアマグ×属性石(グリームニルなど)。
マグナ2編成では両面マグナが基本ですが、ハイランダーでは両面マグナは却って弱くなるので注意。
ジャッジメントはSR3凸(5%UP)のものを使用。
キャラ編成
主人公ベルセルクに、最終シエテ、アンチラ、最終ニオ。
まずはアンチラありの場合のダメージを紹介します。
トライアルでダメージを確認
風船&炉なしでのダメージを見ていきます。
敵の防御を下限にし
- オメガ武器の奥義バフ(属性攻撃30%UP)
- シエテの奥義バフ(攻刃30%UP)
- アンチラの3アビ(攻刃50%UP)
- ニオの2アビの特殊強化部分(攻刃30%UP)
以上の「戦っている中で自然に付与されるバフ」が乗った状態のダメージを確認します。(ニオ2アビ使用時の3ターンのみの攻刃30%UPは持続性がないため省いています。)
また、この編成はグリム琴によってクリティカルが発生する可能性がありますが、以下紹介するダメージは全て非クリティカル時のものです。
通常攻撃
↑主人公の通常攻撃のダメージ。約75万ダメージが出ており、上限の約76万にほぼ届いています。
↑シエテの通常攻撃で約66万。
主人公以外のキャラの通常攻撃の上限は約67万で、シエテは上限に近いダメージが出ています。1アビで剣光を貯める場合は余裕で上限に届きますね。
↑アンチラは自身にのみかかる奥義バフの攻撃UPも込みでのダメージで、約63万。
オメガ剣のスキルが乗っていないため、上限の67万には4万ほど届いていません。
↑ニオは約62万。
ニオもオメガ剣のスキルが乗っていないので、上限の67万には5万ほど足りません。
奥義
↑主人公の奥義ダメージは約343万。
シエテがいる場合はサポアビによって全員の奥義ダメージが1.5倍になるので、余裕をもって全員上限に届きます。
なお、支配の天秤のダメージ上限10%は、もちろん奥義ダメージの上限も10%上がります。
アンチラなし
アンチラの代わりに、バッファーであり強力なアタッカーでもあるスカーサハを編成した場合。
アンチラ3アビ(攻刃50%UP)がない代わりに、スカーサハの1アビ(風属性攻撃30%UP)を付与した場合のダメージを見てみます。(それ以外の条件は同じ)
(左:スカーサハ入り/右:アンチラ入り)
主人公の通常攻撃は約69万で、スカーサハ入りの方が約6万低いです。
ニオは約53万で、9万ほど低くなりました。
奥義に関しては問題なく上限に届きます。
従来のマグナ2編成のダメージ
ここで一般的なマグナ2編成のダメージを見てみます。
グリム琴3+ティア銃3のオーソドックスなタイプ。
バフ状況は先ほどと同じです。
↑から主人公、シエテ、スカーサハ、ニオの通常攻撃。
主人公の上限70万、他キャラの上限61万に全員安定して届いています。
終末4凸の場合、アンチラがいれば実用可能(動画あり)
↑の表は先ほどのダメージをまとめたもの。
ダメージが出た順に並べると、
- アンチラ入りハイランダー
- グリム琴3本両面マグナ
- アンチラなしハイランダー
の順番となります。
ハイランダー編成を使う以上、旧来のグリム琴3編成のダメージを超えられないと意味がない(天秤でダメージ上限を上げている意味がなくなる)ので、
【終末武器が4凸の場合はアンチラがいればハイランダー編成は運用可能レベルですが、アンチラがいない場合は運用しない方が良い】と言えます。
ただしHPが大きく減る相手には不向き
↑こちらは先ほどの編成のHPの変化に伴う火力の推移のグラフ。
HPが減るとグリム琴の渾身スキルの効果が下がるので少し火力が下がりますが、一定以上HPが減ると今度はティア銃の背水が効き始めるため火力が上昇していきます。
HPが70%まで減った時が最低火力で、HP100%の時と比べると約0.9倍の与ダメージになります。
この時はグリム琴3編成よりもダメージが出なくなってしまうことも考えられるので、残りHP70%付近にすぐなってしまうような攻撃の激しい敵相手には、このハイランダー編成は相性はよくありません。
運用の動画
メデューサソロで実際に使ってみました。
ダメージの確認などにどうぞ。
敵が固い場合はアンチラがいても厳しい
アンチラ入りハイランダーはグリム琴3編成よりもダメージが出ていましたが、これは上限に引っかかったグリム琴編成よりも、上限のさらに高いハイランダー編成がダメージを出せていたからです。
では、敵の防御値が高いなどの理由でダメージが出にくい場合はどうでしょうか。
↑敵の防御値14想定で、左ハイランダー/右グリム琴3の主人公のダメージ。
上限を考慮しない場合の火力の高さはグリム琴3編成の方が圧倒的に高いので、ダメージが出にくく上限付近に届かない場合は、アンチラ入りハイランダー編成よりもグリム琴3本編成の方が強力です。
終末武器を5凸できるならハイランダーは非常に強力
終末武器を5凸して渾身を付けると、火力が約1.3倍になります。
例えば↑表のアンチラなしの場合でもそれぞれダメージが×1.3になるので、簡単に上限に到達します。
敵が固い&アンチラなしの場合も、風炉&船がある状況ならグリム琴3編成の上限を超えたダメージを出すことができます。
つまり、終末武器が5凸できるなら風マグナハイランダー編成は非常に強力で実用的であると言えます。
召喚石の問題
ある意味では最大の難関かもしれないのが、片面属性石になるという点。
現在、風属性のフレンド石は多くのプレイヤーがティアマグorゼピュロスを置いており、3凸グリームニルを置いている人は少ないため、フレ石で安定して選び続けることが難しいという事情があります。
自分で3凸グリームニルを持っていればフレ石でティアマグを選ぶだけなので全く問題ありませんが、そうでない場合は苦労するでしょう。
まとめ
風マグナハイランダー編成は
- 終末武器が4凸の場合はアンチラがいれば運用可能
- 敵が固い場合、アンチラがいても終末4凸なら不向き
- 終末武器が5凸できるならアンチラ問わず非常に強力