十天衆エッセルは、最終上限解放すると古戦場HELLや高難易度マルチバトルなどで、他のキャラでは替えのきかない凄まじい活躍をします。
今回は最終エッセルの強み(エッセル砲)、具体的な運用方法などを基本的な性能と合わせて解説します。
実際に運用している動画も掲載。
最終エッセルの性能解説
火属性、バランスタイプのエルーン。得意武器は銃。
対ブレイク攻撃UPが2つあるのが特徴的。
リミサポは『敵のトレハンレベルに応じて攻撃UP』。
攻刃加算なのでマグナでは効果が大きいです。トレハンレベルが高くなる状況を想定するなら優先的に振っておきたいです。
奥義「ダンス・クレマシオン」
追加効果として
- 敵に天蓋花
- 味方全体のアビリティダメージ上限UP(20%/4ターン)
を持ちます。
天蓋花効果とは
- 敵の攻撃が稀にミスになる
- 毎ターンHP減少
の2つの効果を持ち、効果時間は180秒。(参戦者全員に恩恵があります。)
敵の攻撃が稀にミスになるというのは「暗闇」とほとんど同じ効果です。
HP減少量は最大2万ダメージ。
1アビ「インテンスバレット」
ダメージに加え、アイテムドロップ率UP3回を持ちます。
ダメージ上限は天司武器込みで約80万。
2アビ「ラストオーダー」
- 敵のブレイク状態を維持
- 敵に強襲(3ターン/自分にのみ効果あり)
- 自分の攻撃大幅UP(敵ブレイク時のみ/1回)
の3つの効果を持ちます。
自分の攻撃大幅UPとはいわゆる"ブレアサ"効果で、攻撃力とダメージ上限が大きく上昇します。
強襲効果とは
『ブレイク状態の敵に対して発動する効果を受ける状態』という効果で、わかりやすく言い換えると【ブレイク状態でない敵もブレイク状態と同じ扱いにする】効果。
つまり、敵がブレイクしていないと効果を発揮しないブレアサなどの効果についても、強襲効果中であれば敵がブレイクしていなくても効果を発揮するという訳です。
敵にレジストされない限り必中なので安心して使用できます。
(この強襲効果を付与できるのは現在最終エッセルのみ。)
この2アビのブレアサ以外でも、エッセルは敵がブレイクしているときに強さを発揮する要素があるので、この強襲は非常に重要な効果となってきます。
3アビ「スターダスト」
敵に10回火属性ダメージに加え、2ターンの間自分に
- 火属性追撃30%
- 確定TA
を付与します。
ダメージ上限は約100万。
2アビと組み合わせて大ダメージ
2アビの『強襲+ブレアサ』と3アビの『30%追撃+確定TA』を組み合わせることで、開幕から安定して大ダメージを出すことができます。
(↑通常攻撃1回分のダメージ。確定TAなので合計約660万ダメージを出せています。)
2&3アビはどちらもCTは6なので、2回目以降も同時に使用できます。
4アビ「十狼の雄叫び」
最終エッセルの代名詞的アビリティ。エッセル砲と呼ばれたりもします。
使用可能になるのは11ターン目からですが、その分性能は破格。
味方全体に
- 火属性追撃30%(2ターン)
- 確定TA(2ターン)
- 攻撃大幅UP(敵ブレイク時のみ/1回)
の3つの効果を持ちます。
ブレアサ効果は敵がブレイクしている時にのみ効果を発揮しますが、2アビで強襲を付与しておけば同様に効果を発揮するため、敵の状態は問題になりません。
(実戦でどれだけ大ダメージを出せるかについては後ほど詳しく解説しています。)
サポアビ
「魔弾の射手」
- トレハンが必ず成功
- アイテムドロップ率10%UP
- 味方全体がブレイク状態の敵に対してクリティカル確率UP
の3つの効果。
クリティカル確率UPは【発動確率100%/ダメージUP倍率10%】と、実質的に敵がブレイク中は味方全体のダメージが1.1倍になる優秀なサポアビ。
強襲効果中でももちろんクリティカルが発生するので強力です。
「ピースメイカー」
風属性の敵に対してダメージと上限が1.2倍になります。
天司武器とは共存しないので、天司武器をSSR化していれば実質的には無意味となります。
4アビ使用(エッセル砲)で1ターンで数千万ダメージ
エッセルの最も強い部分。
4アビの
- 全体ブレアサ
- 全体確定TA
- 全体30%追撃
に、
- 魔法戦士のアビリティ「ドラゴンブレイク」での全体8割追撃
- 各キャラの持つ追撃
- 「ザ・サン」や「フレイ」などの召喚効果
などを合わせると、
1ターンで約6000万以上の絶大なダメージを出すことが可能です。(装備や召喚石が揃っていれば8000万以上のダメージも狙えます。)
エッセル砲で大ダメージを出す具体的な手順・編成例
主人公は魔法戦士+テトラストリーマ
魔法戦士の「ドラゴンブレイク」は、味方全体に最大80%の追撃を付与できます。
これをエッセル4アビと合わせることで総ダメージを大きく伸ばすことができ、1ターンで6000万以上のダメージを狙う場合には基本主人公は魔法戦士必須です。
この「ドラゴンブレイク」をスムーズに運用するために英雄武器「テトラストリーマ」も事実上必須。
英勇エンブレムの効果「属性攻撃UPが付与されている味方に、自属性10%追撃付与」でさらにエッセル砲のダメージを伸ばすこともできます。
(魔法戦士を使用しない場合でも、3000万程度なら問題なく出すことができます。)
有用なキャラ
- ダメージを上限に近づかせるための火力バフを持っている
- 追撃を持っている
- ダメージ上限を上昇させられる
キャラはエッセル砲と相性が良く、これらの要素は総ダメージを伸ばす際に重要です。
編成例(制限アリ)
古戦場95HELLのソロを想定した編成の1例を紹介します。
まずは、できるだけ多くの方が組みやすいように
- 季節限定キャラ、リミキャラなし
- サプ不可石の召喚なし
の編成例を紹介します。
キャラ・装備
主人公魔法戦士に、アリーザ、メーテラ、最終エッセル。
アリーザは単体火力がかなり高い+ダメージ上限UP持ち、メーテラは自身8割追撃持ちでそれぞれエッセル砲のダメージを伸ばすのに適しています。(他にはパーシヴァルやテレーズなども候補です。)
主人公の「スペルブースト」は「ドラゴンブレイク」と合わせて使用。
- メイン:テトラストリーマ(英勇)
- 5凸コロ杖3本
- 4凸終末武器(通常攻撃上限UP)
- ゼノイフ刀
- 朱雀刀・邪(ダメージ上限UP)
- コスモスPC武器
- バハ武器
- 4凸天司武器
コロ杖については4凸でもほとんど差がなく、実戦でHPが減るならオッケにする場合もあります。
終末武器の第二スキルは通常上限UPにすると、より大きなダメージを狙えます。(ただし、ダメージが上限に届いていなければほぼ無意味。)
朱雀刀・邪も同じ目的での編成です。
この編成のようにソロ想定で主人公がミゼラブルミストを使用しなければならないような編成では、ミストの命中率を安定させるためにコスモスPC武器は必須です。(刀でなくても良いです。)
片面コロマグ、フレ石はシヴァ。
ザ・サンはSR3凸を使用しています。(SSR化や4凸していればさらにダメージを出せます。)
火属性攻撃UPのために火カーバンクルを召喚します。(属性攻撃UPは主人公1アビでも付与可能)
※テュポーンとバハムートはステータス目的での編成なので召喚はしません。
エッセル砲までの手順(動画あり)
具体的な手順を紹介。
なお、今回紹介するダメージは【非火船&火炉なしでのダメージ】となります。
【グラブル】最終エッセル4アビ運用手順【1ターン7000万】
動画の前半はキャラ制限アリの編成、後半は制限なしの編成を紹介しています。
開幕~9ターン目まで
主人公1アビ(エレメンタルブレイク)+ミゼラブルミストで防御を下限に。
その他バフなどを使用して攻撃開始。
この編成はエッセル砲を打ち終わったときにちょうど敵を倒すのが目標です。
想定のHP(95HELLなら約1億3000万)まで最終的にダメージが足りなそうなら開幕でダメージアビリティも使用します。
この先2~10ターン目までは
- ダメージが足りない⇒奥義やアビリティを使用
- ダメージが十分足りる⇒奥義やアビリティを使用しない
でターンを回していきます。
※この編成ではダメージが足りなくなりがちなパターンなので、奥義やアビリティを使用していきます。
エッセル2アビの注意点
エッセルの2アビは
10ターン目(もしくは11)に4アビの効果に合わせる形で使用します。
1回目は開幕で使用してOKですが、その場合2回目はすぐに使用してしまうと10ターン目に使用できなくなってしまう点に注意。
10(11)ターン目に使用できるように温存しておきましょう。
10ターン目
火カーバンクルを召喚して11&12ターン目のエッセル砲に備えます。
(火カーバンクルの効果は3ターンなので、10~12ターン目の間恩恵を受けることができます。)
他にメーテラの1アビやエッセルの2アビなど、3ターン以上効果があるアビリティについてはついでにここで使っておくと良いです。(エッセルの3アビの追撃はエッセル砲の追撃と共存しないため、単純にダメージ目的で使用したりしなかったりします。)
11ターン目・エッセル4アビ使用
いよいよエッセル砲を撃ちます。
- ザ・サン召喚
- エッセル4アビ
- 主人公スペルブースト(魔法陣が7つ以下の場合)+ドラゴンブレイク
を使用し、攻撃開始。(ザ・サンがなければフレイ召喚などでも良いです。)
※スペルブーストは奥義ゲージが30%以上ないと使えないので、10ターン目に主人公は奥義を使わないように注意。
↑主人公の実際のダメージ。ブレアサの通常攻撃部分(約185万ダメージ)に
- 8割追撃(ドラゴンブレイク)
- 3割追撃(エッセル4アビ)
- 1割追撃(英勇)
の3種類の追撃が乗っており、さらに確定TAなので安定して大ダメージを出すことができます。
↑アリーザは非常に火力が高い上に上限も上げられるので、元のダメージが約240万とマグナ編成でも凄まじいダメージを出すことができます。
↑この編成での11ターン目のダメージは約5700万でした。
95HELL(HP1億3000万)なら、このターンだけでおよそ40%削ったことになります。
12ターン目〆
エッセル4アビのブレアサ効果は消えていますが、
- 全体確定TA
- 全体30%追撃
は2ターンなので、このターンも効果が残っています。
ここでシヴァを召喚することで、さらに追加で大ダメージを与えることができます。(フレンド石のシヴァを召喚するので、自前でシヴァを持っている必要はありません。)
シヴァ召喚→攻撃。
↑主人公のダメージ。元のダメージは約90万ほど。
↑アリーザは約225万とここでも1人桁違いのダメージ。
↑12ターン目は約2300万ダメージ。
95HELLの場合、最低でもこの12ターン目までで敵を倒せるとベストです。
総ダメージは約1億3400万。
目標の1億3000万に届いています。
編成例(制限なし)
アニラ、シヴァ、エッセル。
アニラはデバフ+全体バフ+自己追撃持ち、シヴァは全体バフ+全体上限UP+デバフ+自己上限UPでどちらもエッセル砲と好相性。
エッセル以外は槍or刀得意なので、虚空槍のスキルが乗ります。
片面4凸ザ・デビル(フレ石シヴァ)。
リミ武器は入っていませんが、マグナ編成という訳でもありません。
開幕デビル召喚(攻防25%ダウン)+アニラ+シヴァで敵の防御を下限まで下げます。
主人公がミゼラブルミストを使わないのでアビリティが1枠空き、コスモスPC武器を編成しなくて良くなります。
実際のダメージ・手順
この編成は先ほどの編成よりも火力を出しやすいので、奥義は一切使用せず2~8ターン目の間はアビリティも使用しません。
9ターン目に火カバンを召喚、10ターン目にフレイを召喚して、11&12ターン目のエッセル砲に備えます。
11ターン目にはザ・サンを召喚して、エッセル4アビを使います。
↑11ターン目の主人公のダメージとターンダメージ。
約7000万ダメージが出ています。
12ターン目はシヴァ召喚→攻撃。
↑12ターン目は約2700万ダメージ。
12ターンで総ダメージは約1億5800万。
古戦場HELLで速度を求める場合は必須級
1ターンで5000万ダメージ以上を叩き出す4アビが使用可能になる11ターン目までターンが回る中~長期戦、つまり古戦場95HELL以上のソロや高難易度マルチバトルではこのエッセル砲があるかないかで、討伐速度が大きく変わってきます。
早く討伐できれば周回が楽になるだけでなく、貢献度や戦貨を稼ぐ効率も良くなりメリットは多いです。
7月開催の水有利古戦場でどの十天衆を最終させようか迷っている場合は、すでに開催が告知されている次の9月開催の火有利古戦場に向けて、エッセルを最終させることを強くおすすめします。