ヘクトル拳を複数編成した(ほぼ)確定クリティカルの無課金ゼウス編成を紹介。
ヘクトル拳編成の特徴や実際のダメージ、「マグナ編成」や「無課金ゼウス(シュヴァ剣軸)」とのダメージ比較などを通して、本編成の実用性や作成価値の有無について解説します。
ヘクトル拳編成とは?
技巧スキルを持つ「不毀の籠手(ヘクトル拳)」を複数編成し、ほぼ確定クリティカルを実現した編成。
両面ゼウスの場合、ヘクトル拳1本につきクリティカル率は24.7%上昇。
つまり、技巧中を計4本分でクリティカル発動率98.8%の、ほぼ確定クリティカルとなります。
第二スキルはEX攻刃
ヘクトル拳の第二スキル「エピックブランド・ゲイン」
- 装備している「エピックウェポン」の数が多いほど、攻撃力が上昇
は、EX攻刃扱い。
「エピックウェポン」1本につき4%上昇し、ヘクトル拳が複数編成されている場合は、それぞれ効果を発揮します。(重複する)
なお、ヘクトル拳自身も「エピックウェポン」の数に含まれ、光武器としては他に"ヘクトル弓"が「エピックウェポン」です。
つまり、ヘクトル拳は「技巧(クリティカル)」と「EX攻刃」を両方持っており、優秀な武器だと言えます。
無課金編成例
- ヘクトル拳×3本
- グングニル
- ヘクトル弓×2本
- シュヴァ剣×2本
- 終末武器
- 天司武器
ヘクトル拳3本+グングニル(克己中=DA率UPと技巧の複合スキル)1本で、クリティカル率98.8%の(ほぼ)確定クリティカル編成。
クリティカル率の確保のために両面4凸ゼウスで確定。
両面の都合上、基本的に対闇属性限定の編成となります。
エピックウェポンは「ヘクトル拳3本+ヘクトル弓2本」の計5本編成されており、EX攻刃は「4%×5本×3本=60%」となっています。
※間違いやすい点ですが、同じクリティカル率98.8%でも「ヘクトル拳4本」よりも「ヘクトル拳3本+グングニル1本」の方が強いです。
ヘクトル弓は
「渾身(大)+二手(中)」の強力なスキル構成で、無課金ゼウスをやる場合には確実に入ってくる優秀な武器です。
ヘクトル拳編成ではエピックウェポンの1つとしてEX攻刃の底上げにも寄与しており、余計に重要な武器となっています。
空いた枠にはシュヴァ剣を編成。
ヘクトル拳編成は、神石編成ながら通常攻刃が少ない極めて稀な編成で、元々薄い方陣攻刃と両方を補えるシュヴァ剣はここでも強力です。
(同じ理屈で通常攻刃を持つグングニルの価値が高いです)
DA率が高い
この編成では、武器による通常二手の上限である50%に達しているのも強み。(DA率50%UP)
単純な火力期待値以外に、パーティ全体の奥義回転率が良くなる点でもメリットは大きいです。
実際のダメージ・他編成との比較
トライアルでバフデバフなしでのダメージを比較していきます。※光炉なし
ヘクトル拳編成のダメージ
↑使用編成。先ほどの画像と同じ武器編成です。(ザ・スターは5凸)
ベルセルク主人公の通常攻撃で、約36万ダメージ。
マグナ編成との比較
↑使用編成。サブ召喚石は同じものを使いまわします。(シュヴァ×ルシ)
(左:マグナ編成/右:ヘクトル拳編成)
マグナ編成は約32万ダメージ。ミトロン弓の技巧期待値込みなら約34万となります。
ヘクトル拳編成の方は武器でのDA率は50%UPしていますが、マグナ編成は0%。
総合的に考えると、明確にヘクトル拳編成の方が火力は高いです。
一方、コスモス剣によって、マグナ編成は8%ダメージ上限が高い強みはあります。
HPの比較
(↑マグナ/↓ヘクトル拳)
最大HPは、マグナ編成の方が1万前後多いです。
シュヴァ剣軸無課金ゼウスとの比較
↑使用編成。装備召喚石は同じです。(ゼウス×ルシ)
(左:シュヴァ剣軸/右:ヘクトル拳)
どちらも約36万でほぼ同じという結果に。
だだし、DA率はシュヴァ剣軸=24%UPに対し、ヘクトル拳=50%UPとなっており、ヘクトル拳側の方が高いです。
ダメージ上限はシュヴァ剣軸の方が7%高いです。
HPはほぼ同じ。(↑シュヴァ剣軸/↓ヘクトル拳)
ソーンの奥義バフの恩恵の大きさが違う
(ソーンの奥義バフありのダメージ 左:シュヴァ剣軸/右:ヘクトル拳)
ソーンの奥義バフ(全体確定クリティカル)の恩恵は、元々クリティカルが発生しているヘクトル拳編成よりも、そうでないシュヴァ剣軸編成の方がダメージUPの幅が明確に大きくなります。
古戦場HELLなど、防御値の高い敵に対してソーンを編成する場合には注意したいです。
シュヴァ剣軸と同等の強さで、労力に見合わない
ダメージ比較の結果、同じ無課金ゼウスの「シュヴァ剣軸編成」と「ヘクトル拳クリティカル編成」は、おなじくらいの火力であることがわかりました。
それぞれのメリットを簡単にまとめると、
- シュヴァ剣軸⇒コスモス剣によって上限が高い/ソーンの奥義バフの乗りが良い
- ヘクトル拳⇒DA率が50%と高く、シングルアタックが出にくい
となり、どちらにもメリットがあるとはいえ、総合的に実戦では同等の強さ、もしくはシュヴァ剣軸編成の方がわずかに優位に思います。
ヘクトル拳を4凸3本作成する手間や必要素材を考えると、現状では無課金ヘクトル拳編成を作る必要性はないと思います。
ただし、水着カリオストロのように、クリティカルの価値を大きく高めるキャラが実装される可能性まで考えれば、とりあえず本数だけ少しずつ集めておくのはアリだと思います。
リミ武器を数本入れる恩恵は、ヘクトル拳編成の方が大きい
↑エデン1本+サティフィケイト1本の様に、リミ武器を少し編成できる場合。
この場合は、ヘクトル拳編成の方がシュヴァ剣軸編成よりも、火力の上り幅が少し大きいです。(サティフィケイトの必殺に両面で加護が乗る恩恵も大きい=奥義上限が大きく上がる)
また、リミ武器を入れるとシュヴァ剣軸編成ではコスモス剣を編成し辛くなり上限が下がるため、総合的にヘクトル拳編成優位に傾きます。
とはいっても、明らかに優位になる訳でもないため、作成する労力に見合うかどうかは人によります。(おすすめはしません)
動画
オリヴィエソロで使用してみました。
まとめ
- 無課金ヘクトル拳クリティカル編成は、マグナ編成よりは強い
- 同じく無課金編成のシュヴァ剣軸ゼウス編成とは、ほとんど同じくらいの強さを持つ
- ヘクトル拳編成は作成する価値は低く、おすすめしない
- 今後を見据えてヘクトル拳を地道に集めておくのはアリ