水属性の十天衆である『ウーノ』と『カトル』は、どちらを優先的に最終上限解放したら良いのか、双方の強みや活躍する場面を実際に運用している経験を元に解説します。
また、具体的な動きの参考として動画も載せています。
最終ウーノの性能
防御タイプのハーヴィン。得意武器は槍。
奥義の味方全体バフが非常に強力
奥義『千槍無量曼荼羅』は追加効果に
- モードゲージ減少
- 味方全体にストレングス(HPが多いほど攻撃UP)
- 味方全体にバリア(2000)
を持ち、攻撃面と防御面をともに強化してくれます。
ストレングスは別枠なため、神石でもマグナ編成でも恩恵が大きい優秀な火力バフです。
また、効果ターンは4ターンと長めな点も強力。
1アビ『螺旋回鉾++』
モードゲージ減少効果を持った比較的シンプルなダメージアビリティです。
上限が約140万と高いのが特徴。
2アビと同時に使用するのが基本となります。
2アビ『刹那の閃き++』
自分に
- かばう
- 回避カウンター(3回)
- 攻撃大幅UP(1ターン)
の効果。
攻撃UPはダメージ上限も上昇。
この攻撃UPは1ターン中続き、アビリティ、通常攻撃(奥義)、カウンター全てに効果が乗るので非常に強力で瞬間的に大きな火力を出すことができます。
(実際にどのような挙動になるのかは掲載してある動画をご覧いただくとわかりやすいです。)
3アビ『城廓の構え』
味方全体の全属性ダメージカット100%(1ターン)。
効果は単純ながら強いです。
例えばアルバハの破局のような特大全体ダメージの攻撃であっても、このウーノの3アビを押すだけで無傷で耐えられます。
CTが6なので、ある程度の回転率で使用できるのもポイント。
※なお、この3アビは最終前と後で性能は変わらず同じです。
4アビ『一伐の祈り』
味方全体に
- 全属性ダメージ軽減50%
- 被ダメージ吸収
効果でどちらも効果ターンは3ターン。
被ダメージ吸収は受けたダメージと同じ量のHPを回復する効果(上限なし)。
つまりわかりやすく言い換えると、【現HP以上のダメージを受けなければ3ターンHPが減らない】効果です。
この4アビを使用後3ターンの間は、非常に安定して立ち回ることができます。
特に攻撃が強力な敵と戦うときに力を発揮するタイプのアビリティです。
サポアビ
1度だけ戦闘不能にならない効果は単純に戦闘不能になりにくいだけでなく、2アビのかばうで敵の危険な攻撃を引き受ける際にも役に立ちます。
火属性の敵に対して与ダメージUP効果はSSR3凸天司武器と同じ効果量で共存しないので、実際的にはあってないようなサポアビです。
ウーノの強みまとめ
- 奥義で味方全体火力&耐久バフ
- 2アビで瞬間的に超火力
- 古戦場肉集めでも活躍可能
- 100%カットで危険な攻撃も完封
- 4アビで3ターンほぼ無敵
最終ウーノは攻撃面&防御面ともに極めて高い性能を持ったキャラで、基本的にパーティから外れることはまずありません。
短期戦でも長期戦でも、あらゆる場面で活躍します。
最終カトルの性能
特殊タイプのエルーン。得意武器は短剣。
奥義で味方全体の連撃率UP
奥義『メメント・ヴィータ』は追加効果に
- スロウ
- 味方全体のDATA率35%UP(3ターン)
を持ちます。
連撃UPにより味方全体の火力期待値を大きく上げることができるのは非常に優秀。
連撃要素に乏しいマグナ編成では特に貴重な効果でもあります。
なお、この連撃UPは四天刃の奥義効果と互いに上書きの関係にあります。
1アビ『シュリーヴァトサ++』
- 敵に2回ダメージ
- ランダムな弱体効果を2つ付与
効果。
付与される弱体効果は
- 連撃率ダウン
- 攻撃ダウン30%(片面)
- 防御ダウン30%(片面)
- 暗闇
- 麻痺(30秒)
- スロウ
- 侵蝕(毒+弱体耐性ダウンのような効果)
- 喪失(攻防10%ダウンで50%下限を突破)
からランダムで2つ。
特に強力で特徴的なのは『喪失』効果で、通常の攻撃と防御ダウンの下限値50%を突破してさらに10%下げることができるため、よりダメージが出やすくなり、より敵からの被ダメージを軽減することができます。
他の弱体効果もそれぞれ効果量が高く優秀なものの、あくまでランダムで2つ付与されるため狙って付与できないのは使いにくい点です。
2アビ『カルネージ++』
- 6回ダメージ
- グラビティ
- ディスペル
効果。
グラビティもディスペルもどちらも有用な効果で、特に強敵に対して需要が高まるタイプのアビリティです。
ダメージ上限が高いのも何気に優秀。
3アビ『アヴィラティ』
味方全体の強化効果を全て1ターン延長。
例えば自身の奥義効果の全体連撃率UPを延長するなど様々な目的で使用できます。
※この3アビは最終前と後で性能が変わりません。
4アビ『四天の嘆き』
- ダメージアビリティが最大4回連続使用可能になる
- 弱体成功率UP
ダメージアビリティとは1アビと2アビのことで、4アビ発動時に1&2アビが即使用可能になります。また、『神速4(使用したダメアビを即時使用可能にする)』がカトルに付与され、1or2アビを使用するごとに1ずつ減っていきます。
よって最低でも1アビと2アビを計5回連続で使用できることになります。
一度に非常に大きなアビリティダメージと複数の弱体効果を与えることができる強力なアビリティです。
1アビと2アビはどちらも複数回攻撃のアビリティなため、一部のマルチバトルで登場する『1ターンに30回ダメージを与える』というような特殊な条件も簡単にクリアできます。
(実際にどのような挙動をするかは掲載してある動画をご覧いただくとわかりやすいです。)
サポアビ
確率は低いですが、即時アビリティが再使用可能になることがあります。
火属性に対しての与ダメージUPは天司武器と共存しないため、基本無意味です。
カトルの強みまとめ
- 奥義で味方全体の連撃率を大きく補強
- 片面攻防ダウンや暗闇、喪失など優秀なデバフを付与
- グラビティやディスペル、スロウは特に強敵相手で活躍
- 4アビで大ダメージ&複数のデバフ付与
- 4アビは特定の敵での『30回ダメージ』条件解除に役立つ
総じて優秀なバッファー&デバッファーであり、どちらかと言うと強敵に対して力を発揮するタイプのキャラだと言えます。
一方瞬発力には優れていないため、格下相手の短期戦では他キャラに席を譲る場面も多くなりがちです。
クエストでの様子・動き(動画あり)
各種アビリティの性能などウーノとカトルが具体的にどのように動くのか、↓動画が参考になればと思います。
使用キャラ・装備
主人公ベルセルクに最終カトル、最終ウーノ、リリィ。
メイン武器は英雄武器『ベルセルク・オクス』。
マグナ編成です。
基本はウーノの最終を優先
最終ウーノと最終カトルはそれぞれ固有の強みを持っているため明確にどちらが上とは断定できませんが、
- 自身の火力の高さ
- パーティ全体への火力バフ性能
- パーティ全体への防御性能・対強敵における安定感
- 古戦場肉集めなど短期戦への適正
以上の要素を重要視してウーノの最終上限解放を優先するのがおすすめです。
マグナはカトルを優先した方が良いという意見もあるようですが、私がマグナ編成で運用した経験から考えるとマグナであってもウーノを優先するのをおすすめします。
連撃が皆無の場合カトル優先もアリ
- マグナ編成
- 四天刃未所持
- エジェリーや水着ディアンサといった強力な連撃バッファーがいない
以上の条件をすべて満たしている=水属性編成の連撃要素がほぼ0に等しい場合は、最終カトルの奥義効果のDATA率35%UPが特に恩恵が大きくなります。
この場合はカトルの方を優先して最終するのも有効な選択肢です。