光オメガ剣とゼノコロゥ剣、メイン武器としてはどちらが強いのか、どの様な差異があるのか、以前から気になっていたのでこの度検証してみました。
基礎知識
まずは今回検証した光オメガ剣とゼノコロゥ剣それぞれの性能・特徴を説明します。
オメガ剣
- 奥義追加効果で4ターン味方全体の属性攻撃力30%up&DA率30%up。
オメガ剣をメインとして持つ場合にはこの奥義効果の恩恵を受けることができます。
- スキル1で剣得意キャラの攻撃力20%up(通常攻刃枠)、HP10%up、DATA率20%up。
- スキル2で味方全体の奥義ダメージ上限15%up。
ゼノコロゥ剣
正式名は「真・道天浄土」。
- 奥義追加効果で味方全体に高揚(ターン終了時に奥義ゲージ10%up)と暗闇3ターン。
- 第二スキル「道天の眩耀」はメイン装備時、主人公の残りHPの割合が多いほど味方全体の攻撃が上がるという所謂"渾身"効果でHP100%時で15%、80%時でも7%以上あります。
(画像左:ゼノコロゥ剣メイン 右:オメガ剣メイン)
ゼノコロゥ剣をメインで持つ場合は以上の恩恵を受けることができます。
- スキル1はEX攻刃23%。
DAのオメガ剣、単発火力と高揚のゼノコロゥ剣といった感じですがこれが実際のダメージとしてはどう表れるのかが焦点となります。
トライアルで10ターン攻撃してみる
まずはトライアルで敵の防御を下限まで下げたパターンを見てみます。
どちらも主人公(ベルセルク)がポンバを使用し奥義をうってスタートします。
以降アビリティや召喚石は使いません。
光炉はなし。非統べ。
オメガ剣
キャラ・装備編成
主人公ベルセルクに最終ソーン+剣得意2人のオーソドックスな形。
メインオメガ剣に4凸シュヴァ剣5本、ミトロン弓2本、ゼノコロゥ剣、コスモス剣BL。
10ターンを2回行いました。
※黄色のターンはソーンの奥義ターン。
1ターンの平均ダメージは約473万~507万。
主人公の通常攻撃はソーンの奥義バフがない時で約35万、バフあり時は約48万。
サンダルフォンは約30万、43万。
ゼノコロゥ剣
オメガ剣と位置を入れ替えた以外は全て同じ条件です。
1ターンの平均ダメージは約448万~502万。
主人公通常攻撃はソーン奥義バフなし時約37万、あり時約50万。
サンダルフォンは約30万、44万。
比較
1ターンの平均ダメージはあまり差がないように思えます。オメガ剣の方が若干上かな?という程度でしょうか。これは今まで私が両方使ってきた体感とも一致します。
一方でソーンの奥義の回転率はゼノコロゥ剣のほうが明確に良さそうです。
敵の防御値が高い場合を想定
一般的な防御値の敵では単火力でわずかに劣るオメガ剣でも"ソーンの奥義バフが乗っていれば"減衰がかなり出やすいため、ゼノコロゥ側の高火力という強みが表に出にくいです。
次は前回の古戦場HELLのような防御値の高い敵を想定して、同じようにダメージを見てみます。
HELL(前回時)の防御値は14らしいので、トライアルの敵の防御を30%下げた状態=HELL防御下限となります。(多分)
オメガ剣
キャラ・装備編成
主人公ベルセルクのアーマーブレイク(20%)とアルベールの1アビ(10%)で合計30%下げます。それ以外は同じ条件です。
1ターンの平均ダメージは約343万~409万。
なんと1回目ではソーンの奥義が1度しかうてませんでした。
主人公通常攻撃はソーン奥義バフなし時約25万、あり時約37万。
ゼノコロゥ剣
1ターンの平均ダメージは約396万~412万。
主人公通常攻撃はソーン奥義バフなし時約27万、あり時約39万。
比較
敵の防御値が高い場合でもそれほど差は感じられませんが、減衰到達による切り捨てがなくなった分若干ゼノコロゥ剣有利になったような気もします。
後はやはりソーンの奥義の回りはゼノコロゥ剣の方がいいですね。
結論・考察
敵の防御力が普通の場合、少し高い場合でもそれほど大きなダメージ差は感じられませんでした。
ただし、
- 防御が高く減衰が出にくい場合は若干ゼノコロゥ剣優位かもしれない
- 奥義の回転率はゼノコロゥ剣優位
- 現状オメガ武器は3つしか作れない
- アルバハでは剣得意パーティにならないことも多い
これらの理由から明確な目的や仮想敵がある場合を除き『オメガ剣を光属性で作る優先度はかなり低い』ということは言えると思います。