グラブルVSの特典で先行実装された「アストラルウェポン」の内の1つで、闇属性の『黒銀の滅爪』について、
- 性能
- 編成した際の火力上昇幅の目安
- 運用の注意点
- 取得優先度
などについて解説します。
黒銀の滅爪の性能
闇属性の格闘。攻撃ステータスは2561(Lv150)。
奥義『カタストロフィ・レイ』
奥義ターンを含めて3ターンの間、味方の闇キャラ全員に
- 被ダメージカウンター
- ガード効果(確率で被ダメージを軽減)
の追加効果。
スキル1『禍滅の支配者』
こちらはEX攻刃となっており、効果量は33%。
スキル2『アストラル・クロー』
- 闇キャラが連撃時、通常攻撃のダメージ上限10%(※メイン装備時)
なお、オメガ武器/終末武器の「通常上限UP」と共存しない点に注意。(詳しくは後述)
EX攻刃33%は驚異の効果量
黒銀の滅爪の第一スキルはEX攻刃33%。
これまでのEX攻刃武器の中で最も効果量が高かったのは、ゼノディア武器の23%。(次点で麒麟剣の21%)
いきなり10%も効果量が跳ね上がっており、EX攻刃の武器としては編成優先度は最高レベルです。
(※黒銀の滅爪に限らず、アストラルウェポンは全てEX攻刃33%)
どれくらい火力が上がるか
黒銀の滅爪を編成して実際にどれほど火力が上がるのか見てみます。
一般的な闇マグナ編成のEX攻刃武器「ゼノディア刀」を「黒銀の滅爪」と入れ替えた場合。
サブに編成する場合は黒銀の滅爪はただのEX攻刃武器です。
火力は1.1倍弱へ上昇。
武器を1本入れ替えただけの上昇幅としては十分です。
麒麟剣を編成したい場合は、バハ武器の代わりに編成することで、従来の「バハ武器+麒麟剣」よりも若干火力が高い状態となります。
また、画像ほど武器が揃っていない段階であれば、黒銀の滅爪を編成した際の火力UPの恩恵はより大きなものとなります。
第二スキルの「通常上限10%UP」はオメガ武器と共存しない
第二スキルの「連撃時、通常上限10%UP(メイン装備時)」は、オメガ/終末武器のものと共存しない点には要注意。
これまでは基本的に格闘武器をメインで持つ場合(レスラー)のオメガ/終末武器は通常上限UPにしていたでしょうから、黒銀の滅爪をメインで持てるようになっても従来と通常攻撃のダメージ上限は変わりません。
つまり、もともとダメージが上限に届いているなら、黒銀の滅爪をメイン装備した際の火力的な恩恵はほぼないと言えます。(基礎火力UPによって上限に届きやすくなる恩恵はある)
※ちなみに、第二スキルの効果が発動するにはメイン装備の他にキャラが連撃する必要がありますが、レスラー編成では「開幕デス召喚」で全員TA確定にすることが多く、そうでない場合も連撃率が高いキャラを優先的に編成するため、実戦では勝手に効果が発動すると考えて良いです。
オメガ/終末武器の第二スキルを通常上限以外にできるのは便利
一方、通常上限UPを黒銀の滅爪に任せられるので、オメガ/終末武器の第二スキルを「アビダメ上限UP」などの通常上限UP以外のものにできる点は便利。
わざわざ付け替えていたならその手間がなくなりますし、上限UPのためにキャラの得意武器と合っていないオメガ武器を編成していた場合は、それを抜いて基礎火力を上げることもできます。
奥義効果は格闘武器としては強め
全体に3ターンの
- 被ダメージカウンター
- ガード効果(確率で被ダメージを軽減)
は、他の格闘武器の奥義効果と比べて優秀。
全員にカウンター付与なので、誰が攻撃を受けようが確実にカウンターが見込めダメージソースとなります。
確率でダメージを軽減できる「ガード効果」は、背水でも渾身でも嬉しい効果です。
"この奥義効果の為にレスラーにする"ということはありませんが、従来のレスラー編成がより強くなる意味で優秀です。
よほど闇に注力しているのでなければ、取得の優先度は高くない
第二スキルの「通常上限UP」はオメガ/終末のものと共存しないため、黒銀の滅爪を取得しても通常攻撃のダメージ上限はこれまでと変わりません。
つまり、実質的な恩恵は
- 「EX攻刃33%」による基礎火力の上昇
- オメガ/終末武器の第二スキルを通常上限以外にできる(黒銀の滅爪をメイン装備時のみ/通常攻撃しかしないなら火力UPの恩恵なし)
- 従来の格闘武器より少し強めの奥義効果
の3つが主で、基礎火力が上昇するメリットはあるものの、これまでと比べてプレイ感が大きく変わるということはありません。
よって、『アストラルウェポン本実装までの間、闇属性を少しでも強い状態にしたい』のでなければ、黒銀の滅爪を取得する優先度は高くないと思います。