フェディエル・スパインは、奥義編成においては最強の武器です。
本記事では、フェディエル・スパインを実際に編成に組み込んだ際の、
- 従来の編成とのダメージ比較
- 編成例
- 必要性について
を、基本的な性能と合わせて解説します。
フェディエル・スパインの性能
まずはスキルなどを見ておきます。
闇属性の剣。攻撃ステータスは3037。(Lv150)
奥義「カースド・エリア」
- 味方全体の奥義ゲージ10%UP
- 発動ターン中、味方全体の奥義性能UP(ダメージと上限がUP)
の追加効果を持ちます。
(風武器「ヴィントホーゼ」と全く同じ奥義効果です。武器種も同じく剣なので、似たような運用ができます。)
スキル1「呪蝕の渾身」
- 闇キャラの残りHPの割合が大きいほど、攻撃力が上昇(特大)
スキル1も2も、マグナや神石の加護は乗りません。
スキル2「黒の誓約」
- 闇キャラの残りHPの割合が大きいほど、奥義の与ダメージ上昇
こちらは、「味方の火力の高さや敵の防御力に関係なく、ある一定のダメージが加算される」イメージ。
また、元々のダメージが上限に届いていた場合でも、そこからさらに加算されるため、無駄になりません。
↑は、フェディエル・スパインなし/ありの奥義ダメージの比較で、バフによって両方ダメージ上限に到達させています。(左:なし/右あり オーキスの奥義ダメージ)
天司武器+デスありの状態で、約80万の与ダメージ上昇となっています。
どちらのスキルもHPが多い時に力を発揮しますから、「水着ゾーイを用いない奥義が主軸の編成」での運用が基本です。
ダメージ比較
フェディエル・スパインがどのくらい強いのかは、実際の編成に組み込んでみると一目瞭然です。
※闇炉なしでのダメージとなります。
従来の編成
まずは比較元となる、従来の編成を紹介します。
クリュサオル、最終シス、ルリア、ルルーシュ。
(キャラLBのクリティカルは全て外してあります。)
メイン武器は5凸麒麟剣。
(麒麟剣は、EX攻刃を持ちつつ奥義効果に防御ダウンを持つため、クリュサオル編成の優秀なメイン武器です。
比較では、麒麟剣とフェディエル・スパインを入れ替えます。)
セレマグ×黄龍。
主人公デュアルアーツ、アーセガルの2ポチ0召喚で、約1890万。
炉なし終末4凸のマグナなので、大体こんなものですね。
フェディエル・スパイン入り
次は、先ほどの編成にフェディエル・スパインを編成してみます。
メイン麒麟剣の代わりに、フェディエル・スパインを装備。
それ以外の条件は全て同じです。
先ほど同じく主人公デュアルアーツ、アーセガルの2ポチ0召喚で、約2230万。
こちらはシスの自動発動ダメージの発生前に倒してしまっているので、実質+80万ダメージと考えて良いです。(つまり約2310万)
比較・所感
(左:フェディエル・スパインなし/右:あり 他条件は同じ)
フェディエル・スパインを1本編成することで、総合的なダメージが約1890万⇒約2310万と、約420万増加しました。
武器を1本入れ替えただけのダメージ差としては、にわかには信じがたいほどに絶大。
間違いなく、クリュサオル奥義編成では最強と言える武器です。
- 単純に奥義編成においてダメージを出しやすくなる
- 古戦場肉集めでは、あるポチ数を目指す際のキャラクターの幅が極端に広がる/目標のダメージに必要なポチ数が減る
- 奥義効果に「全体ゲージ10%UP」を持つため、十天統べ称号が不要になる。もしくは、終末武器はチェンバ上限にする必要がなくなる
などのメリットがあります。
編成例
非AT 2ポチ0召喚2100万
フェディエル・スパインがなくても2ポチ0召喚2100万は可能ではありますが、
- キャラクターの候補が増える
- 武器編成に余裕ができる
といった恩恵があります。
編成例①
ルリア、キャル、ルルーシュの、全員配布キャラ編成。
フェディエル・スパインは奥義効果に「全体ゲージ10%UP」を持つため、チェンバ上限の終末武器と合わせると、統べ称号がなくても2ポチオーバーチェインが可能となります。
アバ杖は3本で良いです。
セレマグ×黄龍。
主人公デュアル+アーセ⇒攻撃。(闇炉の代わりにレイジⅡ使用)
2ポチ0召喚で約2240万。
終末4凸マグナでこれはすごいですね。
編成例②
では、フェディエル・スパインなしでも2ポチ0召喚可能だった場合は恩恵がないかというと、そんなことはありません。
ドロップ率UPスキルを持つ「D・ビィ」を編成できるようになります。
ポチ数は同じでも、より効率的に肉集めが可能となります。
セレマグ×黄龍。
主人公デュアル+アーセ⇒攻撃。(闇炉の代わりにレイジⅡ使用)
2ポチ0召喚で約2130万。(シスの自動アビダメ発生前に倒しているので、実質+80万)
非AT 1ポチ0召喚2100万
バレクラ+サブシャルロッテの編成では、1ポチ0召喚で2100万可能になります。
ATではバレクラとシャルロッテが不要となり、0ポチが可能です。
メインはアストラルウェポン。(4凸でOK)
奥義効果に「全体に被ダメージカウンター(3回)」を持つため、50%トリガーが多段攻撃の肉集めの敵に対しては、何度もカウンターが発動します。
セレマグ×黄龍。
バレクラ2⇒攻撃。(闇炉の代わりにレイジⅡ使用)
1ポチ0召喚で約2260万。(ターゲットの偏りで多少ブレます)
奥義編成にとっては、極めて重要な武器
フェディエル・スパインの必要性について。
これまでに紹介したダメージ比較や編成例でも示した通り、フェディエル・スパインは1本編成するだけでも、総合的なダメージを爆発的に増加させることができる非常に強力な武器です。
単に火力が上がるだけでなく、従来の上限からさらに追加する形でのダメージUPとなるので、元々装備の強い上級者にとっても恩恵が非常に大きいです。
よって、奥義編成を更に強化したい場合は、フェディエル・スパインを集める必要性は、かなり高いです。
(第二スキルは2本目まで同時に効果を発揮するため、4凸2本までは集める価値はあります。)
一方、奥義が主軸ではない編成では、あまり強力ではない点には注意が必要です。
奥義の頻度が高くないと、第二スキルの価値が相対的に下がってしまいます。
また、HPがそれなりに減るクエストでは、両方のスキル効果が低くなるため、かなり相性が悪いです。(水着ゾーイと相性が悪いとも言えます)