トーメンターの英雄武器「ガロット」を闇属性で作成し実際に使用してみた感想、エンブレムの選び方を、基本性能と合わせて紹介します。
ガロットの性能
武器種は短剣。トーメンターのみメイン武器として装備可能。
奥義「鬼気森然」
- 自分のアビリティ再使用間隔を1ターン短縮
- 執行Lvが1上昇
の2つの追加効果を持ちます。
執行Lvとは?
執行Lvとは、トーメンター固有の強化効果。
トーメンターの持つサポアビ「サディスティック・エイム」によって、執行Lvに応じて主人公の攻撃性能がUPします。
執行Lvは最大10で、
- 別枠攻撃UP(Lv1につき2%/最大20%)
- ダメージ上限UP(Lv1につき2%/最大20%)
- 連撃率UP
の効果があります。
ガロットで奥義を使うと、この執行Lvが1上がります。
また、トーメンターの1アビ「エクセキュート」使用時にも執行Lvが1上がります。
スキル1「執行者の賦性」
- バトル開始時、秘器の使用制限回数が1増加
の効果。
秘器とは?
秘器とは、トーメンター系ジョブのみがクエスト中に使用できるアイテムの総称。
「自分に追撃効果」や「敵にスロウ効果」など、様々な効果を持った秘器が存在します。
自分で選んだ秘器をクエストに持ち込んで、(装備して)
1アビ「エクセキュート」で使用することができます。
なお、各秘器にはそれぞれ1クエスト中での「使用制限回数」が決められており、基本的には強力な効果の秘器ほど使用制限回数は少ない傾向にあります。(例えば使用制限回数が『2』の秘器は、1回のクエスト中に2回までしか使用できません。)
ガロットをメイン装備した時は、スキル1によって使用制限回数が1増えるため、ガロット以外の武器をメイン装備した時と比べて1回多く各秘器を使用可能になる、という訳です。
エンブレムの性能、選び方
2つめのスキルとして、3つのエンブレムから1つを選んで付与することができます。
- 英勇:主人公がダメージを受けなかったターン終了時、執行Lvが1上昇
- 天聖:秘器使用時、敵全体に累積攻防ダウン(1回5%/最大25%)
- 魔獄:執行Lvに応じて主人公に自属性追撃(Lv1につき5%/最大50%)
の効果。
3つともある程度強力で、抜けた性能のものはなく一長一短な印象。
よって、自分の好みや運用目的によって決める必要があります。
英勇の強み、選ぶ理由
- 英勇:主人公がダメージを受けなかったターン終了時、執行Lvが1上昇
主人公がダメージを受けなければ、他のエンブレムを選んだ時と比べて早く執行Lvを上げることができます。
執行Lvが上がると主人公の攻撃性能(別枠攻撃、上限、連撃率)がUPしていきますので、この英勇は火力目的のスキルと言えます。
1アビを使わずとも執行Lvを上げられるのは、速度を意識する場合に優秀。
なお、トーメンターは『味方を必ず敵の攻撃のターゲットにさせるスキル』や『確率で敵の行動を防ぐ』スキルを持っているため、ダメージを受けないようにするターンを自分で生み出すこともできます。
ただし、通常攻撃が全体攻撃のような敵に対しては相性は最悪。
天聖の強み、選ぶ理由
- 天聖:秘器使用時、敵全体に累積攻防ダウン(1回5%/最大25%)
秘器は毎ターン1回使用できるため、最大の攻防25%までは基本的に5ターンかかります。
十分な効果量になるまでターン数がかかる点がややネックとも言えますが、効果としては優秀。
- あくまで補助的に攻防ダウンが欲しい
- 長期戦で初めの数ターンは無視できる
- アビリティや召喚石で攻防ダウンを持ち込めない(持ち込みたくない)
場合には選択肢になります。
一方、デバフを確保できている場合にはほとんど無意味で火力には直結しないため、明確な目的がある場合の選択となります。
魔獄の強み、選ぶ理由
- 魔獄:執行Lvに応じて主人公に自属性追撃(Lv1につき5%/最大50%)
こちらも火力目的のスキル。
運要素はないので3つの中では最も無難かと思われます。
ただし、追撃は通常攻撃に発生するため、主人公が奥義を高頻度で使用することを想定する場合は、この魔獄の恩恵はほとんどなくなるので注意が必要です。
また、執行Lvが上がっていないと十分に強みを発揮できないため、毎ターンのように秘器を使うのが基本的には前提となります。
ガロットが欲しい場面
トーメンターは様々な秘器を使用することで、他のジョブでは到底真似できない多彩な戦い方をすることができます。
ただし、これはメイン武器にガロットを装備せずとも可能なことなので、トーメンターが強力だからといって=ガロットが必要とはなりません。
ガロットの必要性を判断するには、あくまでも奥義効果とスキルに着目します。
秘器を1回でも多く使いたい時
ガロットのスキル1によって、秘器の使用制限回数が1回増加します。
(↑例えば「自分に奥義再発動」効果の『リフレイン』の使用制限回数は、通常2回。ガロットなら3回になる訳です。)
通常の使用制限回数よりも1回多く秘器を使いたい場合には、迷わずガロット一択となります。
逆に、秘器の使用回数が通常の回数に収まることが予想される場合には、このスキル1は全く無意味になります。
奥義効果目的
- 自分のアビリティ再使用間隔を1ターン短縮
- 執行Lvが1上昇
の奥義効果が目当ての場合。
アビリティ間隔1ターン短縮はかなり珍しい効果ですが、具体的にどこで必要かと言われると困ります。つまり、自分で明確に欲しい場面を把握している必要があります。
執行Lvについては1アビ使用時にも上がるため、よりハイペースでLvを上げたい時に有用。
攻撃性能UPよりも、
秘器の使用制限回数を回復できる「悪夢の再演」を素早く使用することが目的となる場合が多いと思われます。
いずれにしても、適当に使って強い奥義効果ではありません。(闇はパラゾ二ウムがあるのでなおさら)
エンブレム目的
- 英勇:主人公がダメージを受けなかったターン終了時、執行Lvが1上昇
- 天聖:秘器使用時、敵全体に累積攻防ダウン(1回5%/最大25%)
- 魔獄:執行Lvに応じて主人公に自属性追撃(Lv1につき5%/最大50%)
エンブレムスキルはガロット固有のものなので、目的になりえます。
独自性の意味では天聖か英勇。
魔獄はパラゾ二ウムが壁です。
アポロンソロで試用した感想
試しに闇ガロットをアポロンで使ってみました。
エンブレムは英勇を選択。
ガロットとは関係ありませんが、トーメンターは弱体成功率が高く、ミゼラブルミストの命中率が(虚空剣なしで)100%を超えるのは優秀です。
ガロットである必要性を感じなかった
アポロンソロのような短期戦では秘器の使用回数が少なくなるため、使用制限回数が1多くなるガロットの強みは全く生かされていませんでした。
また、奥義効果のアビ間隔短縮や執行LvUP、英勇の執行LvUPによる恩恵も、短期戦ではやはり体感できるレベルではありません。
攻刃スキルがないため、基礎火力が下がる
動画ではわかりづらいですが、ガロットに限らず英雄武器はスキルに攻刃を持たないため、普通の武器をメイン装備する場合と比べて明確に火力が落ちます。
(↑左:ガロットメイン/右:パラゾ二ウムメイン)
武器が揃っているなどでガロット装備でも十分ダメージが出る場合には気になりませんが、そうでない場合は無視できないデメリットです。
対強敵ソロ用、作成の必要性は基本ない
まとめると、周回の必要がない強敵にソロで挑む時にガロットは最も有効となります。
秘器の使用自体はガロットでなくとも問題なく可能なため、強敵ソロ以外の場面では、パラゾ二ウムなどの攻刃スキルを持ち奥義効果も強力な短剣をメインにした方が良いことがほとんどです。
古戦場を含めた普段使い用でガロットを作成する必要性は、数ある英雄武器でみても最低クラスなので、基本的には作らなくて良いです。
ミセリコルデの属性変更先
トーメンター取得時のミセリコルデの属性変更で迷っている場合は、
- 自分が運用している神石の属性
- キャラが強い風
- アラナンの火
- ニーアの闇
のどれかにするのがおすすめです。