先日のキャラクター調整アップデートにて大幅に強化された『火ソシエ』。
今回は今の火ソシエの具体的な強さ、使い方、活躍しうる場面などを解説します。
実際に運用している動画も掲載。
火ソシエの性能・調整された点
火属性のエルーンで防御タイプ。得意武器は格闘。
LBは被ダメージ軽減系が多め。
リミサポは調整によって『防御UP/敵対心UP』に変更されました。
ソシエはダメージを受けたいのでこのリミサポの取得優先度は高く、強化された点の1つです。
奥義「白之舞・瑞華」
味方全体に火属性追撃。
効果量は1割で、効果ターンは奥義ターン含め6ターンとかなり長いです。
ソシエ自身の高揚と全体連撃率UP(後述)により奥義回転率は良いので、ソシエが1回奥義を使って以降は実質的に全体1割追撃が永続すると考えてよいです。(消去不可ではない)
1アビ「壱之舞・霜月」
1アビが「かばう」 効果に変更されました。
後述するサポアビでソシエは被ダメージカウンターを持つので、必ず攻撃を受けられるかばうとは相性が良いですし、味方を守れる点でも優秀。
ソシエは防御力がかなり高いので、被ダメージ量はほとんど気になりません。
強化された点の1つ。
2アビ「陸之舞・雲龍」
味方全体の全属性ダメージ60%カット。CTは6。
火属性キャラの中では最も高倍率のダメージカットアビリティです。
1アビのかばうと合わせれば多段攻撃をほぼ無力化できますし、普通に全体大ダメージ技に合わせるのも強力です。
3アビ「終之舞・時詠改」
ソシエの最も特徴的な部分。
3アビを使用するとソシエは「演舞」状態に入り、再度3アビを押さない限り毎ターン火属性キャラの連撃率をUPし続けます。(徐々に効果量UP、5ターン目で最高に。演舞は消去不可)
「演舞」中はソシエは通常攻撃を行わない点に注意。
再度3アビを押して演舞を解除すると、解除時の演舞レベルに応じて全体連撃UPの効果が持続します。
演舞レベル5で解除すれば4ターン持続。
3アビのCTも4なので、ちょうど効果が切れたターンに再び演舞を始めることが可能になるため、全体連撃UP効果を永続的に付与することも可能。
また、演舞中は奥義も使用不可能でしたが、調整によって演舞中でも奥義は使用できるようになりました。
これは非常に大きな強化点で、後述の理由と合わせて最後まで演舞を解除しない運用が有効となってきました。
(これまではソシエが奥義を使用し、その後通常攻撃で自身も火力を出すために演舞は解除するのが基本でした。)
運用も楽に
これまでは全体連撃UPを維持するためには5ターン演舞する必要があり、仮に3or4ターンで奥義ゲージが100%溜まったとしても奥義は使用しない、という管理が面倒な側面もありました。
しかし、演舞を解除しない立ち回りでは演舞のターン数と奥義ゲージの管理は一切必要ないので、手間が省けて楽に運用できるようになったのも強化点と言って良いと思います。
サポートアビリティ
「大切な人へ捧げる舞」
大幅な強化点であり、最後まで演舞を解除しない運用の理由その2。
演舞中
- 高揚
- 防御大幅UP
- 敵対心UP
- 被ダメージカウンター(最大3回)
防御UPの効果は非常に高く、被ダメージ量が約半分になります。(調整前は防御ダウン&敵対心UPだったので、演舞中はソシエは打たれ弱いというデメリットがありました。)
また、被ダメージカウンター(3回)も調整で新たに追加された効果で、このカウンターは毎ターン発動します。
敵対心UPや1アビのかばうによりソシエは敵に狙われる機会が多いので、カウンターの回数も多くなります。
このカウンターにより通常攻撃を行えない演舞中であってもダメージを出すことができるようになったため、演舞を解除する必要性は大きく失われました。(演舞を解除するとカウンターは発動しなくなります。)
上が通常攻撃のダメージ、下がカウンターでのダメージ。
カウンターの方がダメージが出やすいのもポイントです。
(※さらに、通常攻撃を行わないとリロード時の硬直が少なくなるというメリットもあります。)
「大いなる九尾の炎」
被ダメージ時の奥義ゲージ上昇量UP。
ソシエは被ダメージの機会が多いので、自然と恩恵を受ける機会も大きくなります。
特に奥義ダメージの比重が大きい初心者にとってはうれしい効果です。
自身で出せる火力が大きく伸びた
これまでのソシエは、
- 味方全体の連撃率を補強できる点は強力なものの、演舞中は自身では火力をほとんど出すことができず耐久力も下がるデメリットもあった
- 演舞の管理が必要であり、初心者向けの性能でありながら初心者には使いこなすのが難しかった
という評価で、強い点は確かにある一方使いにくさも目立ったキャラでした。
しかし今回の調整によって、
- 味方全体の連撃率の補強はそのままに、演舞中でも自身で火力を出せるようになった
- 演舞中はむしろ防御力と敵対心がUPするので耐久性は大きく増すようになった
- 演舞を解除しない運用でも火力を出せる点で強力になり、演舞管理の手間がなくなったので使いやすさが段違いに向上した
と様々な点で強化され、特に火力が出なかったメリットが大きく緩和されたのはソシエの評価を大きく上げたと思います。
初心者の段階で非常に強力なのはもちろん、中級者以上になってもキャラや装備、敵の状況によっては十分使える性能のキャラになっていると感じました。
火ソシエの活躍する場面・相性の良いキャラ
イフ斧や四天刃を持っていない場合(パーティの連撃率が乏しい場合)
火属性パーティにおいて全体の連撃率を確保する最も一般的な手段である『ゼノイフ斧』、もしくは『火属性の四天刃』を未所持な場合。
火ソシエは演舞により味方全体の連撃率を永続的に確保してくれるので、火力UPの意味で編成する恩恵が非常に大きく、スタメンは確定と言っていいでしょう。
また、イフ斧や四天刃を持っている場合でもそれだけでは十分とは感じられずにさらに連撃率を上げたい場合には火ソシエを編成する意味は大きいです。
別の武器をメイン武器として持ちたい場合
あるいは、メイン武器にイフ斧以外の火力UP武器(イフ刀など)を持って連撃は火ソシエなどに任せる、という編成を組むのも強力です。
ベルセルク以外のジョブを使うことができるようになり編成の幅が広がる、と捉えることもできます。
敵の攻撃が激しい場合
ソシエはかばうや全属性60%カットを持っているので、特に攻撃の強力な敵に挑む場合には壁役としても大きな役割を果たすことができます。
火属性キャラで50%以上の全属性ダメカを持つのは火ソシエだけです。
火力の高いキャラや追撃持ちのキャラと好相性
単体で高火力のキャラはソシエでの連撃UP&1割追撃で安定して高いダメージを出し続けることができるようになります。
また、追撃持ちのキャラ(メーテラなど)も連撃をする恩恵が大きいので火ソシエとの相性は良いです。
短期戦では出番が減る
ソシエが100%の力を発揮するのは1度目の奥義を使用してから=3か4ターン後からなので、超短期戦では編成の優先度は下がります。
ただし、先述のように連撃率に乏しい場合は短期戦であってもソシエは活躍します。
編成例・運用の様子(動画)
実際に演舞を解除しない運用(最後のみ解除)で試してみました。
【グラブル】調整後火ソシエ Societte Showcase【Granblue Fantasy】
使用キャラ・装備
主人公ザ・グローリーにアニラ、メーテラ、ソシエ。
イフ刀グローリーとアニラとメーテラは全員追撃を持つので、連撃率を確保できるソシエと相性が良いです。
また、イフ刀の奥義では味方全体の攻撃をUPできるためソシエの連撃と合わせてバフのバランスが取れています。
マグナ編成。
連撃は十分にあるのでオメガ武器は編成していません。