リミテッドフェリの解放武器『ウン・ハイル』を4凸1本ハデス編成に投入した場合の、実際のダメージを紹介します。
また、ウン・ハイルを編成しない場合のダメージとも比較します。
編成する本数や理想編成を考える際の一助になればと思います。
ウン・ハイルの性能
闇属性の琴。MAX攻撃力は3024。
奥義
奥義『コルポサント』は追加効果で、味方全体に3ターン(奥義ターン含む)
- クリティカル確率UP
- ダメージ上限UP(15%)
を付与します。
(←通常時/→ウン・ハイル奥義バフあり)
ダメージ上限上昇効果は15%。倍率&発動率共に高めなクリティカルUPにより上限ダメージが出やすくなるので、互いにシナジーがあります。
奥義効果としては間違いなく強力な部類ですが武器種が琴なので、現状主流ではないエリュシオンかドラムマスターでないとメイン武器で持てないのは玉にきず。
スキル
スキルは『奈落の英傑』と『憎悪の恩寵』。
どちらも新スキルで、4凸時に必殺→英傑へと変化&恩寵を習得します。
奈落の英傑
- 闇属性キャラの奥義性能UP(大)
- チェインバースト性能UP(大)
の効果をもつスキル。
奥義性能UPというのは、奥義ダメージと上限が両方上昇します。
4凸Slv15が1本(加護無し)で上限は6.8%上昇するようです。
よって片面では14.96%、両面では23.12%上昇します。(編成に組み込んだ際の具体的なダメージの上昇幅については後程見ていきます。)
チェインバースト性能UPも同様にダメージと上限が両方上昇します。
※通常必殺の上限UPは合計30%までなので、基本的に多くとも2本までの編成となります。
憎悪の恩寵
- 闇属性キャラのHP(中)
- 弱体耐性UP(中)
(画像上からウン・ハイル0本、1本片面、1本両面のHP)
ウン・ハイルを編成しない場合と1本両面とを比べると、7000~8000程HPが上昇しています。
背水にしても渾身にしてもHPがある程度多い方が良いので、英傑のついでに付いているスキルとしてはかなり優秀というか嬉しいスキルです。
ウン・ハイルの難点、注意点
他属性の必殺スキルをもつリミ武器『ブルースフィア』などと違い、ウン・ハイルは攻刃スキルを持ちません。
よってウン・ハイルを編成すればするほど、通常攻撃の火力は明確に下がっていきます。
実際にどれほど下がるのかをこれから見ていきます。
ウン・ハイル0本のダメージ
まずはウン・ハイルを編成しない場合のダメージを確認しておきます。
使用編成・条件
ダメージを見るのは主人公+アザゼルの2人。(フェリはバフ役。)
- パラゾ二ウム
- フォールン・ソード×3本
- ブルトガング×2本
- 麒麟弓
- リッチ銃
- アバ杖
- 麒麟剣
HP上昇の為にリッチ銃を編成しています。武器に+は一切振っていません。
両面ハデス編成。デスは編成していません。
以上のキャラ・装備を使用して
- 闇炉なし
- HP100%
という条件で『単攻撃10回の平均ダメージ』と『奥義ダメージ』を算出します。
どちらもクリティカルが出てしまった場合は除外しています。
防御下限のみ
まずは『敵の防御を下限まで下げただけ』の場合。
通常攻撃は主人公が約41万。アザゼルが約38万。
奥義は主人公が約225万。アザゼルが約198万。奥義は上限付近のダメージが出ています。
防御下限&バフあり
防御下限に、フェリの奥義バフ『闇属性攻撃30%UP』が乗った状態を見てみます。
通常攻撃は主人公約48万。アザゼル約43万。
奥義は主人公約227万。アザゼル約199万。
ウン・ハイル1本編成のダメージ
HP目的で編成していたリッチ銃の枠にウン・ハイルを編成します。
他の部分は同じです。
リッチ銃の神威(中)が抜ける分、基礎火力は低下します。
防御下限のみ
通常攻撃は主人公約39万。アザゼル約36万。
奥義は主人公約264万。アザゼル約237万。奥義は減衰ラインまで届いています。
下限&バフあり
防御下限に、フェリの奥義バフ『闇属性攻撃30%UP』が乗った状態。
通常攻撃は主人公約44万、アザゼル約40万。
奥義は主人公約267万。アザゼル約242万。
1本と0本の比較・考察
ウン・ハイルを0本→1本とすることにより、【通常攻撃が2~3万下がる代わりに奥義ダメージは38~42万ほど上昇する】ことがわかりました。
仮に奥義ゲージが100%溜まるまでに7回通常攻撃をするとしても、奥義をうてばマイナス分を大きく取り返せるので、ウン・ハイルを編成した方が総ダメージは高くなると言えます。
ただし、フォールン2本→3本の比較記事
でも示しているように、『編成されているフォールン・ソードの本数が少ない場合、同じ1本増やすならウン・ハイルよりもフォールン・ソードを増やした方がダメージ上昇の恩恵が大きい』ため、『ウン・ハイルはハデス編成に入るか?』という問いに対して『うん、入る!』と即答できる性質の武器ではありません。
奥義特化のような特殊な編成を組まない限り、ウン・ハイルを編成するのは最低3本程度以上フォールン・ソード(グラシ)があって基礎火力が一定以上確保できている場合とするのが無難です。
まとめ
- 1本ウン・ハイルを編成すると、総合的なダメージは伸びる
- ただし、フォールン・ソード(グラシ)の数を揃える方が優先度高