イベント『000(トリプルゼロ) どうして空は蒼いのかPart.Ⅲ』にて『サンダルフォン』に最終上限解放が実装されました。
性能を見るにアルバハHLで活躍できそうだったので、レベルを100にし実際にアルバハHLへ連れていき数戦試してみました。
その結果や所感、最終サンダルフォンの強さを紹介します。
最終サンダルフォンの性能
主にアルバハHL適正にフォーカスを当てて解説します。
光属性の星晶獣でバランスタイプ。得意武器は剣と刀。
LBは可もなく不可もなくといった感じです。リミサポ
は奥義発動時に累積攻撃UP。長期戦なら強力ですが、アルバハHLでは消されます。
ソーンやスパルタと好相性
バランスタイプであるサンダルフォンは、最終ソーンの連撃率を上げるために編成される「コスモスBL剣」
の恩恵を受けられるので、そもそも光パーティ自体とサンダルフォンは相性が良いです。
また、サンダルフォンは剣得意。
光属性でアルバハHLに参戦する場合にはほぼ確定となるスパルタ(得意武器剣)と得意武器が一致するため、自然とオメガ剣を編成できる点も強みの一つです。
2種類の奥義が交互に発動
1度めに発動する奥義は「アイン・ソフ・オウル」。追加効果として敵に『審判の鐘』という固有デバフを付与します。
この『審判の鐘』が付いている敵に対してはサンダルフォンの奥義ダメージとその上限が両方上昇します。
20ターン前後かかるアルバハHLでは何度も奥義をうつため、与ダメージUPの意味で優秀なデバフです。ただし、『審判の鐘』は必中ではないのでたまに外れます。
奥義「アイン・ソフ・オウル」を発動すると次の奥義が「パラダイス・ロスト」に変化します。
敵に審判の鐘付与に加え、自分に
- 光属性攻撃UP(2ターン)
- 光属性追撃40%(2ターン)
- 楽園追放(永続・消去不可)
を付与。
楽園追放は後述の2アビ『エクリプティカ』が2回発動するようになる固有バフ。
一度サンダルフォンに付与されると永続且つ消去不可なので、頻繁にこちらのバフを消してくるアルバハHL戦においても問題なく恩恵を受けられます。
追撃量は約4割と奥義で勝手に付くバフとしてはそこそこ優秀なものの、こちらは消去不可ではないので注意。
奥義「パラダイス・ロスト」を発動した次の奥義は再び「アイン・ソフ・オウル」に戻ります。
つまり奥義「アイン・ソフ・オウル」と奥義「パラダイス・ロスト」が交互に発動するという仕様です。
1アビ「アローン・イン・ヘブン」
CT6。
- 自身に連続攻撃確率UP
- 防御UP
- 被ダメージカウンター(5回)
- 敵対心UP
を付与。それぞれ効果は4ターン。
連撃要素に乏しい光マグナ編成では連撃率UPは有用で、このDA率UPは効果量が大きくオメガ剣&コスモスBL剣&LB&基礎連撃率と合わせると効果ターン中はほぼDA以上確定とすることができ強力です。
敵対心UPはレベル100になると追加されます。
この敵対心UPによって被ダメージカウンターが発動しやすくなる利点がある他に、50と40の無属性シリウス時には疑似かばうの役割も果たすことができ主人公を守ることもできます。
ただし、これらのバフは全て消去不可ではないので使うタイミングには気を付けた方が良いです。
2アビ「エクリプティカ」
ダメージ倍率が高く、上限も約90万ほどと高めでダメージソースとして優秀なアビリティ。
さらにHPも1000回復することができます。
奥義「パラダイス・ロスト」を使用した後は常時2回発動するようになるため、
ダメージ&回復共にさらに優秀なアビリティとなります。
3アビ「パワー・オブ・ワン」
味方全体に3ターンの間クリティカル率UP&ダメージ上昇(最大1万)付与。
CT7に対して効果ターンが3ターンと短く、効果量もそれほど高くないので1,2アビに比べると控えめな性能という印象。
15以降でターンダメージを高めたい場合等には有用な場面も出てくると思います。
サポアビ1「抗命」
- 常時活性(ターン終了時に最大500回復・HP最大時には奥義ゲージ10%UP)
- ターン開始時に確定で弱体効果を1つ回復
HPが減りやすいアルバハHLでは毎ターンの回復は耐久力向上の意味で優秀な上に、HP満タン時には奥義ゲージUPと火力にもつながるため強力。
さらにターン開始時に確定で発動する弱体効果回復は、厄介なターゲッティングを自動で消せるためこちらもアルバハHL戦では有用。
かなりよくばりなサポアビとなっています。
サポアビ2「約束を守るために」
1度だけ戦闘不能にならずHP1で耐えるといういわゆるガッツ効果。
不意の事故でも生き残れる点で安心感があるのはもちろん、50と40の無属性シリウスを4発全部受けた場合でもHPが9割以上あればHP1で耐えられるため、1アビの敵対心UPと相性が良いです。
ガッツ効果は消去不可なので消される心配もなく、アルバハHL適性の高いサポアビです。
実際にアルバハHLで使ってみた様子
使用編成・装備
主人公スパルタに最終ソーン、最終サンダルフォン、最終フュンフの3人。
サブは編成しません。
剣が多いため、剣得意のサンダルフォンの攻撃力は大幅に上昇します。
ソーンのついでにコスモスBLのスキルが乗るのも強力。
開幕
アルバハが最初にこちらの強化効果を消去してくるのはHP85%でのキルフレア。
それまではバフが消されず恩恵をフルに受けられるので、サンダルフォンの1や3アビは開幕で安心して使えます。
ターゲッティング自動消去はかなり強力
↑画像はサンダルフォンのみに「ターゲッティング」デバフが付与されている状態。
ターゲッティングが付いたまま攻撃すると、敵の通常攻撃の代わりに「レギンレイヴ」 が発動し危険。普通はターゲッティングをクリアで消すか、最悪ファランクスで受けるという対処をする必要があります。
ところがサンダルフォンはサポアビによって確定でターン開始時に弱体効果を消せるため、そのまま攻撃に転じることができます。
クリアを節約できる意味でも、早くターンを回して貢献度を稼ぐ意味でも有用なサポアビだと実感しました。
(3アビのバフとターゲッティングのアイコンが似ていて間違えやすいため、3アビは使わない方が良いかも知れません。)
2アビと活性でコンスタントに回復
2アビをうつ度に1000(パラダイス・ロスト後は2000)回復し、さらにサポアビで毎ターン500回復。
アルバハHLは20ターン前後かかるため、累計回復量はかなりのものになります。
この2つの回復によって実質的なHPは見た目以上に大幅に多く、耐久力は相当高いです。
無属性シリウスを敵対心で引き受け
50or40の無属性シリウス(最大HPの30%がランダムに4発)を踏む時に1アビを使い敵対心をUPさせておけばサンダルフォンに攻撃が集まりやすく、戦闘不能になっては困る主人公を守ることができます。
サンダルフォンはガッツ効果をもつため、HP91%以上で受ければ4発全部受けても1度は生き残ることができ、安定感があります。
(フュンフがいる場合は無属性シリウスも無視できますが今回はサンダルフォンの強み紹介の為敢えて1アビを使用)
過信は禁物
敵対心UPはあくまで攻撃の対象となる確率が上がるだけなので、運が悪いと
敵対心がUPしているにも関わらずサンダルフォンは1発も貰わず真顔で棒立ち…ということも起きるので過信はできません。
ダメージソースとして優秀な2アビ
ダメージが通り辛いアルバハHLでは約180万ダメージを出せる2アビはただ撃っても強いですが、「HP80のCTMAXを踏んでしまった時やHP17%~10%付近のターンを回さずにダメージを出したい」場面では削りとして特に優秀です。
これらの場面以外でもアルバハHL初心者にとっては高倍率&回復のアビリティダメージは心強いと思います。
サンダルフォンの全体的な火力はかなり高め
※光炉なし、トール担当、合体召喚なし、単窓。
分速に直すと20~22万ほど。
こちらは普段使用しているソーン、フュンフ、ゾーイのもの。
体感としては少しゾーイ入りの方が速い感じはありますが、サンダルフォン入りの場合でもほとんど変わらない位のダメージを出せているのは正直意外でした。(もっと火力が出ないと思っていた。)
まとめ
最終サンダルフォンを実際にアルバハHLで数戦試してみた結果、
- 回復により耐久力が高い
- 味方を守れる
- 自身の火力もかなり高い
ということがわかりました。
最終ソーン、最終フュンフ、ゾーイ、クビラの編成優先度1群に食い込むほどではない感じはするものの、その下の編成優先度2群には確実に入ってくるくらい攻守ともに高性能でアルバハHL適性の高いキャラであると実感しました。
これほど強いキャラがイベント報酬で誰でも手に入るのは破格だと思います。