先日のレジェンドフェスで実装された新SSRリミテッドキャラ『フェリ』(闇属性)。
リミフェリの性能や強み、相性の良い編成や活躍しそうな場面などを実際に運用した感想を踏まえて紹介します。
リミフェリの性能紹介
闇属性特殊タイプのエルーン。得意武器は短剣。
素の攻撃力は7100とかなり低め。
LB(リミットボーナス)
弱体成功率UPで1アビのデバフの命中率を補助可能。
全体的にはそこそこ優秀なLBが揃っている印象ですが、奥義ダメージ系がないのが玉に瑕。
リミサポは現在未実装です。
奥義「エーテライト・レクイエスカ」
ダメージに加え追加効果で味方全体に4ターン(奥義ターン含む)
- 闇属性攻撃30%UP
- DA率30%UP
のバフを付与します。これはオメガ武器の奥義効果と同じ効果量で優秀です。
なお、DA率UPはパラゾ二ウムの奥義効果のDA率UPと相互上書きの関係です。
1アビ「ブラウ・ゲシュペンスト」
- 片面攻防25%ダウン
- ディスペル
- 幽想の檻を付与
の3つの効果を持つ凄まじい性能のアビリティ。
このアビとミゼラブルミストで敵の攻撃と防御を両方下限へ持っていけます。
幽想の檻
敵が特殊技を使用すると99万9999の無属性ダメージが発生し、幽想の檻は消去されます。また、後述のサポアビともシナジーがあります。
(トーチ爆で使う事もできます。)
2アビ「ベネディクションⅡ」
CT6。味方全体に
- HPを回復(最大1500)
- 活性(毎ターンHPが回復し満タン時は奥義ゲージが10%UP)
- 奥義ゲージ20%UP
活性の最大回復量は400で効果ターンは3ターン。
この2アビ使用で合計2700HP回復することができ、回復性能UPLBを振ればさらに回復量を高めることも可能です。
3アビ「ウムケールング」
5ターンの間、自分以外の味方単体に
- DA(100%?)/TA率UP
- 奥義ダメージ&上限上昇
- 奥義ゲージ上昇量UP
- 自動復活(効果中1度のみ)
- 敵対心UP効果
を付与。これらは全て消去不可です。
また、経過ターン10ターン目以降に使用した場合、上記の効果に加え「ターン進行時に3回行動(1ターンのみ)」が追加されます。
CTが9なので開幕で3アビを使用すると、ちょうど10ターン目に再度使用可能となり3回行動の効果が追加付与されるようになります。
総じて強力なバフですが、CT9に対して効果時間は5ターンなので4ターンの空白がある点には注意が必要です。
サポアビ1「狭間に立つ者」
味方全体の光&闇ダメージを軽減。
フェリなしでの被ダメージが約1640ダメージだとすると、
フェリありでは約1470ダメージ。約10%ダメージが減少しています。
通常の光ボス相手に有用なのはもちろん、光と闇両方の攻撃をしてくるアーカーシャHL戦ではより優秀です。
サポアビ2「幽獣の呼応」
幽想の檻(1アビで付与される固有デバフ)状態の敵に対して味方全体に10%の闇属性追撃効果。
幽想の檻は敵が特殊技を使うまで消えず、消去もされません。
パラゾ二ウムの追撃と共存します。
頻繁に特殊技を使ってくる敵相手には中々恩恵を受け辛いですが、ダメージ上限突破手段として強力です。
両面ハデス渾身編成と好相性
- フェリの1アビ(片面攻防25%)とミストで攻防を両方下限へ。攻撃を下限まで下げられるのは被ダメージ大幅減に繋がる。
- フェリの2アビでは1500回復+活性3ターンと総回復量は高め。CT6なのである程度こまめに使用可能。
- サポアビで味方全体の光ダメージ10%減。
以上の3点からフェリを編成することで、高HP帯の維持が他キャラを編成した場合に比べて楽になります。
よってフォールン・ソードを複数編成した渾身ハデス編成とはかなり好相性です。
また、奥義の属性攻撃バフは属性攻撃力の乏しい両面ハデス編成にとっては火力UPの恩恵が大きいのも相性の良い点の1つです。
もう一つの奥義効果であるDA率UPや3アビのバフによって、ケル銃などの連撃武器を編成しなくてよくなる可能性もあります。
背水剣マグナ編成の場合
フェリの1アビのデバフや3アビ&奥義でのバフはマグナ編成でも強力ではあります。
しかし、オメガ剣に連撃を頼っているオメガ剣マグナ編成では、剣得意でないフェリは連撃率に不足しがちな上に単発火力もかなり低くなってしまうという難点があります。
また、2アビの回復も使いどころを考えないとHPを回復しすぎてしまい背水を邪魔してしまうという懸念も。
リミフェリは背水マグナ編成でも決して弱いということはないですが、ハデス編成程相性は良くない印象を実際に使ってみて受けました。
アポロンソロでの所感
使用感を確かめるべくアポロンソロに行ってきました。
フェリは短剣得意なため、虚空の裂剣のスキル効果を受けられます。
虚ろなる神器『虚空の裂剣』を編成するとどれだけ強くなるのかダメージ比較
この武器構成だと必ずしも高HP帯を維持する必要はありませんが、さらにフォールン・ソードを増やした場合を想定して渾身を維持するように立ち回りました。
召喚石は両面ハデス。
キャラは主人公カオスルーダーに最終シス、フェリ、オリヴィエ。サブにセワスチアンは編成していません。
HPは最大時で2万~2万4千程度。
奥義バフによる火力上昇幅
↑はフェリの奥義バフがない状態の主人公の通常攻撃のダメージ。追撃で見にくいですが元のダメージは約35万。
↓はフェリの奥義バフが乗っている状態。ダメージは約40万と5万ほど上昇しており強力です。
また、フェリの奥義バフは4ターンと長いおかげで最後まで一度も途切れませんでした。
フェリ自体の火力は低め
フェリは素の攻撃力が7100とかなり低めで且つ自己バフを持たないため、他の火力の高いキャラと比較するとダメージは低くなりがちです。
(←フェリの奥義ダメージ/→オリヴィエ)
さらにフェリは奥義ダメージUPLBを持たないので、奥義ダメージも同様に火力の高いキャラと比べるとダメージを出しにくいです。
ほとんどHPが減らずに討伐
ポーションや召喚石による回復はなしで、純粋にフェリの2アビによる回復のみで討伐した結果、ほぼHPを減らすことなく討伐することができました。
具体的にどの程度HPを維持できるかは当然敵によりますが、やはり渾身維持性能はかなり高いと感じました。
相性の良いキャラ
リミフェリはスタンドアローンタイプなキャラで特定の他キャラに依存することなく単体で活躍します。
幽想の檻状態の敵に対する追撃を維持する=敵に特殊技を使わせないor遅らせることのできるキャラと組むとよりパーティ全体の火力を高めやすいです。
- スロウを持つバレンタインクラリス、ターニャ、ヴァンピイ等のキャラ
- 恐怖を持つ黒騎士、最終シス
- 宵闇の恐怖を持つオリヴィエ
中でもスロウと恐怖を両方持つ黒騎士、スロウと宵闇の恐怖を両方持つオリヴィエとは特に相性が良いと思います。
※ただし、最終シスの自身幻影時の追撃とフェリの幽想の檻時の追撃は共存せず、効果量の高いシスのものが優先される点には注意。