本選3日目、100HELLが解禁され闇古戦場も後半戦に突入しました。
来るこの時の為に温めておいた闇マッドネスシリンジを100HELLソロで使ってみたので、使用感や思ったこと等を紹介します。
なお、
・非AT
・団アビや劣勢バフ等なし
という条件下となります。
マッドネスシリンジについて
ドクターの英雄武器。
最も特徴的なのはスキル1「医術の賦性」で
ポーション使用時、使用した対象に
- 累積攻撃10%up(別枠・永続・最大50%)
- 累積防御10%up(永続・最大50%)
- 弱体耐性up
- 活性(500)
の4つの強力なバフを付与します。
マッドネスシリンジのスキル1、古戦場ポーションでも適用されました pic.twitter.com/BogPktN5HL
— かや (@grbrkouryaku) 2019年1月17日
古戦場限定の支給品ポーションでも効果が発揮されることを確認したのでにわかに期待が高まりました。
(その他の詳しい性能については↓記事でまとめています。)
使用キャラ・装備
主人公ドクターに黒騎士、ジャンヌ、オリヴィエの3人。全員短剣or剣得意なので虚空の裂剣の恩恵を受けられます。
マッドネスシリンジは奥義効果が大したことないので他心陣ではなくグラビティにしました。
バフデバフ共にかなり優秀なナリタ、後述の理由からフレイ、デスは非最終SSRです。
(フレイは初めゴブロ等が代わりに入っていました。)
クエストの流れ
開幕付近
デバフを入れてニュートリエントを使い攻撃を開始。
主人公の通常攻撃で38万ほどしかダメージが出ていません。
マッドネスシリンジの代わりにパラゾ二ウムを担いだ編成では約43万だったので、やはり攻刃が1本ない影響は大きいです。
ダメージはほとんど受けていませんが、バフ目的で2ターン目に全体ポーションを使用。
主人公のダメージが42万まで増えました。ポーションバフ1回でこれだけ上がるのは強力だと思います。
異常な回復性能
ポーションバフで付与される活性は500回復ですが、ニュートリエント効果中は回復上限+1000され1500回復するようになります。
効果は3ターンあるので最高4500も回復できます。
また、主人公1アビでキュアポーションを生成できるため、総回復可能量は凄まじいものがあります。
全体ポーションは積極的に使って良い
ソロ時、全体回復できるポーションはスタンプでのオールポーション1個+支給品ポーションの計5つもあります。
3つ程度は50のトリガーを受ける前にバフ目的で使ってしまった方が良さそうでした。
↑バフが2回累積した状態の主人公のダメージ。まあまあいい数値が出始めます。
25トリガーの強化効果消去に注意
今回もっとも注意すべきポイントかも知れません。
25トリガーの紫天の雷槌では追加効果で味方の強化効果を5つ消してきます。
ポーションバフの攻防累積UPは永続ですが消去不可ではないので
このように営々と累積させてきたバフが見事に消し飛ばされます。
こうなっては残り25%しんどいので、トリガーを踏む前にフレイを召喚し他のバフを大量に付与しておくことで、
ポーションバフを消されずに守ることができます。
後は普通に攻撃していって終了。
ダメージカット系はいらない
ポーションバフの防御UPも永続なので、常時ダメージカット状態にあると言って良く、優秀な回復性能とも相まってダメージカット系のアビリティや召喚石はなくても問題なさそうでした。
代わりに火力要素を増やせると考えると、強みの一つだろうと思います。
マッドネスシリンジの難点
基礎火力が低い
これはマッドネスシリンジに限らず英雄武器全般に言えることですが、攻刃がないため基本的な火力は低くなります。
マッドネスシリンジはポーションバフによってこれを補う事が可能ですが、ポーションを使用する手間があったりターン数がある程度必要だったりと初速は遅くなりがちです。
連撃率が低い
メインでパラゾ二ウムを持てない関係上奥義バフで連撃率が稼げません。
ケル銃2本の両面ハデスとかなり連撃には寄せていますがそれでもシングルアタックがそこそこ出るのは気になりました。
ダメージ上限が突破できない
ポーションバフが累積してきた時の火力上昇量はかなりのものがありますが、結局減衰がでればそこで止まります。
一応毒状態の敵に対して奥義追加ダメージがあるものの、約43万と心もとないです。
一方でパラゾ二ウムには強力な追撃がありますし、ウォーロックならチェイサーもあります。
今回のHELLは前回ほど防御値が高くなくダメージが減衰に届きやすいのはマッドネスシリンジにとって向かい風でした。
パラゾの方が速い
マッドネスシリンジドクターが8分05秒に対してパラゾドクターが6分29秒。(どちらも非AT団バフ等なし。)
約1分30秒差があり、これは大きな差であると言わざるを得ません。
まとめ
マッドネスシリンジのポーション使用時のバフは間違いなく優秀ではあるものの、敵の防御値が高くなかった点、比較対象が最強のメイン武器の一角であるパラゾ二ウムである点から、今古戦場の100HELLソロでは基本出番はないのかなという感じがしました。
ただし、防御性能は随一なので耐久戦を仕掛ける際には良い選択肢だと思います。