今年の干支キャラ『クビラ』を先日天井で取得しました。
強さ、使用感を確かめるべく早速アルバハHLへ連れていきましたので感想や気になったこと等を紹介します。
※アップデート後について追記しました。
クビラの性能
実装時運営から発表された性能詳細を一読した後「なにを言っているのかわからん」という当座の結論を導くに至ったのは私含め多くの方の記憶に新しいと思います。
まずはこのややこしい性能を私なりにかみ砕いて紹介します。
攻撃タイプのドラフ。得意武器は槍と斧。
リミボは奥義上限を初めに優秀なものが揃っています。
核となるのは2アビ「猪突猛進」
2アビ「猪突猛進」は上限約63万のダメージを与えつつ『猪突猛進』という固有バフを味方全体に付与するアビリティ。
発動するごとに性能が上がる(5回まで)という特徴がありアビを押したときに発動するのはもちろん、『臥猪の矛』というスタックが溜まることで自動発動します。
この『臥猪の矛』が4まで溜まると猪突猛進バフが自動発動し『臥猪の矛』はリセットされます。
ただし、アビを押して猪突猛進バフを発動させた時には『臥猪の矛』はリセットされません。
5回以上発動時のダメ―ジupは15%で上限を突破するのでどの層にとっても非常に強力。DA率upは30%、TA率は15%のようです。
消去不可なので頻繁に強化効果を消去してくるアルバハHLでは相性が良いです。
この猪突猛進バフがクビラの強みのほとんどなので、『いかに早く5回以上発動させ且つ途切れさせないか』というのが運用する上で重要になると思います。
奥義、1,3アビ、サポアビで猪突猛進発動を補助
奥義「金牙神然」では追加効果でHP回復と『臥猪の矛』が溜まります。
回復の上限は4000。
1アビ「迅雷風烈」は上限約48万ダメージに加え光防御ダウン20%、自分に大烈風効果を付与。
この大烈風効果とは攻撃後に上限約31万ダメージと『臥猪の矛』を溜めます。
3アビ「英華発外」は自身に被ダメージカウンター、敵対心up、被ダメ時奥義ゲージupを付与。
サポアビによってカウンター時にも『臥猪の矛』が溜まり、さらに奥義ゲージが溜まり奥義をうちやすくなれば『臥猪の矛』がより溜まりやすくなります。
このように奥義、1,3アビ、サポアビの全てが『臥猪の矛』を溜めるのに寄与しています。
これらを上手く使っていきながら猪突猛進バフの回転率を上げ、常時付与されている状態にするのがクビラの強みを最大限引き出すポイントだと思います。
素殴りダメージが高い
通常攻撃の与ダメージが15%高く、これは上限を突破します。
半面奥義ゲージが溜まりにくいというデメリットがあります。
クビラは奥義をどんどんうってかいないと肝である猪突猛進バフが途切れることにもなるため、連撃率を上げるか直接ゲージ支援をするなどの補助が重要になりそうです。
アルバハHLでの使用感・思ったこと
使用した装備。トールは積極的に担当しています。
悩ましいキャラ編成
普段は最終ソーン、最終フュンフ、ゾーイでやっています。この3人はそれぞれ重要な役割があり誰も抜きたくなかったのですが、消去法でソーンをクビラと入れ替えました。
サブはなしです。
1アビは結構外れる
1アビには光属性防御20%ダウンがあるので入れば火力補助として優秀ですが、体感5割程度しか当たらず弱体耐性の高いアルバハHLではアテにはできなそうでした。
ただし、自身に大烈風効果は付与されるのでとりあえず1アビは使った方が良いと思います。
消去不可バフは偉い
クビラの固有バフである『猪突猛進』バフは消去不可。
85、75、55、50、30、22、10、5と高頻度でこちらのバフを消してくるアルバハHLでは消去不可バフは普段のクエストと比べて特に有用です。
また、同じく消去不可バフであるゾーイのバフは攻撃と防御を大きく上げるもので、連撃率を上げるクビラのバフと互いに補完しており相性が良いと感じました。
猪突猛進バフの維持について
連撃運なども絡むので一概には言えませんが、約25ターン中猪突猛進バフが切れたのは1~2ターンのみでした。
連撃要素が個々の基礎連撃率とLB、クビラのバフしかない光マグナ編成ですが、ゼノコロゥ剣の奥義効果の高揚も手伝ってほぼ常時バフが維持できていたのは意外でした。
癖はないので使いやすい
一見ややこしい性能をしているようにも見えますが、「クビラがいることによって他キャラのアビや奥義のタイミングを変える」必要性はなさそうでしたし、クビラ自身もアビをコンスタントに使いつつ普通に攻撃していくだけで強いので癖がなく使いやすい印象を受けました。
火力はかなりある
これはソーン、フュンフ、ゾーイの結果。
そしてこちらがクビラ、フュンフ、ゾーイの結果です。
ソーン入りの場合と張り合うくらいの火力はでており、またこれ以外のケースも含めると平均的には若干クビラ入りの方が"火力は"出ているように思いました。
ただしソーンは2アビのデバフと麻痺による参戦者全体への優秀な支援性能があるので、クエストクリアを重視するならやはりできれば編成したいです。
と思い今度はゾーイをクビラにして試してみもしましたが、火力も安定性も下がり今一噛み合いませんでした。
これらの理由で"ソーン、フュンフ、ゾーイが揃っているなら"クビラを敢えて編成する強みは正直あまりないかなというのが私の今のところの感想です。
ただし、最終ソーンとゾーイはともかく最終フュンフはまだまだ所持しているプレイヤーは少ないようなので
空いている枠に入る候補としてはクビラの優先度は高いのではないかと思います。
(追記)アップデートによりさらに評価上昇
2019年4月のアップデートで軽量版が削除されました。
これによりリロードのたびにアルバハの登場演出が必ず入るため、ほぼ連撃なしで高速でターンを回す=リロードを多用する従来の『ソーン、ゾーイ、フュンフ』光マグナ編成はもろにあおりを受け、貢献度を稼ぐ速度を出すのが以前より難しくなりました。
この「軽量版なし」の環境では1ターンのダメージをより大きくすることが速度を出す上で重要となってきますが、これはクビラの持つ【味方全体ダメージ&連撃率UP(消去不可)】とかみ合っています。
(↑軽量版削除アップデート後『ゾーイ、フュンフ、クビラ』編成での結果。)
実際に『ソーン、ゾーイ、フュンフ』と『ゾーイ、フュンフ、クビラ』をそれぞれ何度も試してみた結果、クビラを編成した場合の方が明確に火力が出ていると感じました。
よって、軽量版削除によりクビラの評価は相対的に上昇したと言え、火力支援キャラとしてはトップだと思います。
ソーン入りの方は速度を出すのは難しくなった一方各種デバフや麻痺による全体の支援性能は相変わらずありますから、
- 特に安定を求めたい場合=ソーン入り
- とにかく火力を出したい場合=クビラ入り
といった具合で目的に応じてはっきりと出番が変わるようになった、というのが現在までの印象です。