先日のアップデートで実装された新ジョブ『ドクター』。
合わせて実装となったドクター専用の英雄武器『マッドネスシリンジ』(魔獄)を闇古戦場を見据えて闇属性で作成したので、その性能や使用感を紹介します。
ドクターの性能
まずはドクター自体の性能からざっと紹介します。
得意武器は短剣と銃。回復タイプのジョブ。
「医療の心得」はポーションの回復量20%up。
「ライフセービング」の効果量はHPの10%で最大1500。
1アビ「ポーションリファイン」
キュアポーションを1個生成し、ターン終了時に弱体効果を全て回復する"ワクチン効果"を味方全体に付与。
消去不可なので実質的にマウントの役割を果たすことができ、さらにマウントを貫通してくるデバフも消せるので優秀なアビリティだと思います。
マスボ・Lvボーナス
ジョブLevel20になると取得できるマスターボーナスはHP最大時の防御力+3%。
普段ドクターを使わないにしてもこれ目的でレベルだけ上げとくのはアリです。
ドクター特有のLvボーナスはHP2000に回復力15%upともっぱら防御よりです。
リミットアビリティ
ニュートリエント
CT6。3ターン味方全体ストレングス+回復上限1000up。
ストレングスはHP最大時に45%、HP1でも15%あるようで、効果量が高くかなり優秀な全体バフアビリティです。
ストレングスは別枠バフなのでマグナでも神石でも同じように恩恵が大きいです。
マッドバイタリティ
4ターンの間味方1人に
・テンションup(1~4のランダム)
・弱体耐性up
・被ダメージカウンター5回
・回復不可の最大HP-10%
を付与します。主人公には使用不可。
CTが3なので常時誰かにバフを付与し続けることも可能です。
かばうや敵対心up持ちにかけると相性が良さそうです。
アドレナリンラッシュ
味方全体の奥義ゲージ上昇量2倍。
2ターン後に付与されるショートデバフは3ターンあり回復不可。
このアビリティは現状では使いどころはかなり限定されそうです。
マッドネスシリンジの性能
ドクター専用の英雄武器で武器種は銃。任意の属性で作成することが可能です。私は今回闇属性で作成。
奥義「白黒分明」
追加効果はランダムで毒・暗闇・睡眠・麻痺が付与されます。毒が最も付与率が高く麻痺が最も低いようです。
毒状態への追撃量は20%。
スキル1「医術の賦性」
はポーション使用時、使用した対象に
・累積攻撃10%up(別枠・永続・最大50%)
・累積防御10%up(永続・最大50%)
・弱体耐性up
・活性
これらの強力なバフを付与。
オールポーションだと全員に対して効果が発動します。
単体回復のキュアポーションは1アビ(CT6)で生成できるのでコンスタントに効果が発動できます。
防御もupするのでマッドバイタリティ
のデメリット効果である最大HP-10%を気にしなくて良くなりそうです。
また、古戦場時限定の全体ポーションにも効果が適用されたら中々恐ろしいことになりそうですが、これは来てみない事にはわかりません。
スキル2「医術の極み」
エンブレムによって3種類から付け替え可能。
英勇
メディクの性能up・味方全体のアンデット無効。
天聖
バトル開始時味方全体に弱体効果無効付与。
魔獄
主人公が回復アビリティ使用時、2ターンの間味方全体に攻撃up(通常攻刃100%)・防御ダウン。(ドクターの1アビは回復アビリティ)
通常攻刃枠なのでマグナ編成には恩恵が非常に大きく、神石編成では恩恵が小さいです。
実際にダメージを比較してみました。
防御を下限まで落とし、素殴りと魔獄バフ発動時を比べます。
さらに防御ダウンはどれほど下がっているのかも見てみます。
通常時と魔獄バフ発動時の比較です。
ダメージが1.4倍弱まで増加しており結構下がっています。
ただしスキル1の防御up累積永続バフである程度補う事は可能でしょう。
実際に使ってみた感想
ハデス編成でアポロンへ行ってきました。
水着ゾーイのコンジャクとの相性
開幕コンジャクのいつもの流れから攻撃した1ターン目。
ターン終了時に全体回復が発動。完全に失念していましたが、
サポアビのライフセービングによってコンジャクしたターンは必ず瀕死なので必ず全体回復が発動します。
これによって初速のダメージが下がりがちになるので、闇背水とは相性悪いかなと思いました。
が、数ターン後の特殊技全体攻撃でいい感じのHPになり、結果的に背水維持にもなっているので必ずしも相性が悪い訳ではないとも感じました。
どの程度のHP管理ができるかは敵によるので一概には言えませんね。
ニュートリエントは強い
残HPが多めで背水が上手く効いていない状態でも、
ニュートリエントの渾身効果で一定以上のダメージが確保できるのはドクター特有の強みです。
ポーション使用時バフも強い
背水を考えると回復したくないけど使わざるを得ない場合はあります。
その時自然と使用することになるポーションにバフ効果が付いているのは素直に偉いと思いました。
背水維持性能はかなり高い
アポロンは特殊技が結構痛い敵でまともに喰らい続けていては普通HPが持ちませんが、誰かが瀕死になるとその都度全体回復が自動発動するので、手間なくHPを維持することができていました。
他のジョブでは回復行動やダメージカットをしなくてはいけない場面でも、ドクターならすぐ攻撃へ転じられる、という状況もあるかも知れません。
マッドバイタリティ
今回は敵対心と防御の高い黒騎士に使いました。
最大HPが減ると残りHPの割合が大きくなるので、背水の効きは悪くなります。
また、防御力は上がらないのでポーションバフで防御を上げるなどしないと耐久力は下がる点には注意が必要だと感じました。
パラゾ二ウムの壁
ドクターは短剣と銃得意。パラゾ二ウムが持てます。
攻刃Ⅲと強力な連撃バフ&全体追撃を捨ててマッドネスシリンジをメインで持つ必要はあるのか?という問いはどうしても付いて回ります。
実際、あまり強くない敵に火力を出せばいいだけという場合にはパラゾ二ウムの方が間違いなく強いと思います。
ただしある程度攻撃が激しくポーションを使う必要があったり、防御力が高くダメージが減衰まで届かない場合にはマッドネスシリンジ特有のバフが生きてくるので、場合によっては輝くポテンシャルは秘めているのを感じました。
闇マッドネスシリンジが有効な場面考察
では具体的にどのような場面、状況、敵なら活躍しそうなのか考えてみます。
今回はあくまで"闇"マッドネスシリンジに限定した話です。
①古戦場
前回の闇有利古戦場では敵がかなり強く、装備&キャラがある程度揃っている人でもポーションをがぶ飲みしていたのを憶えています。
この場合はポーション使用時のバフが何度も付与されることになり、マッドネスシリンジの強みが自然と発揮されます。
また、防御力も高ければパラゾ二ウムの追撃よりもマッドネスシリンジでバフを持った方が総ダメージ量が高くなるということもあるかも知れません。
古戦場時限定の全体回復ポーションにも効果が適用されたら…
※追記 古戦場ポーションでも効果が適用されました。
②非背水編成
アバ銃やセレ斧を多く積んだ非背水マグナ編成、あるいはブルトガングを多数積んだりフォールンソードに渾身が付いた場合のハデス編成の場合。
これらの場合は心置きなくポーションを使いまくれる上にニュートリエントの渾身バフも高い効果量が発揮されるので特に相性は良さそうです。
※2018/12/28追記 4凸フォールンソードの第二スキルに渾身が付きました!
4凸フォールン・ソード×2本inハデス編成・実際のダメージを確認
③連撃率が確保されたマグナ編成
魔獄を付けた場合に限りますが、1アビが通常攻刃100%なのでマグナとの相性が特に良いです。
ただしメインにヘルマニビスやパラゾ二ウムを持てない関係上、ウーフとレニーやオーキス、ヴァイトなどの勝手に連撃するキャラやオールドコルタナで連撃率を確保できないと弱いでしょう。
急いで作成する必要はない
闇マッドネスシリンジは全体としては悪くない感じでしたが、
・背水との相性が難しい
・パラゾ二ウムが強力
・武器作成素材が結構重い
ことを考えると、よほど余裕がある場合でなければとりあえず様子を見て、必要が生じた場合に作成するようにするのが無難かと思います。